パソコンが固まった時は「パソコンがフリーズした」とも言い、パソコンを使っている時にごく普通にあったことです。そのため、本文ではパソコンが固まる原因と状況別対処法、それから今後フリーズしないための改善策を紹介します。
Windows(Windows10含め)pcやMacパソコンは対処方法はほぼ同じですので、パソコンがフリーズしても慌てることなく、落ち着いて本文で紹介した対処法と今後の改善策を検証しながら、解決していきましょう。
パソコンがフリーズしたら、どんな状況になるでしょう?
●プログラムが応答なしのまま使えない
●マウスが操作できない
●キーボードを叩いても何も入力できない
●パソコンどこ押しても反応しない
パソコンがフリーズする原因?
パソコンが使う時間が重ねると固まりやすい傾向があります。パソコンがフリーズする原因は大きく下記7つあります。
ソフトウェアの問題:
1. プログラム、ドライバーやアプリケーションなどの影響
2. ウィルスに感染した
3. Windows(OS)の問題/不具合
ハードウェアが原因:
4. マウスやキーボードの影響
5. メモリが不足している
6. 熱暴走
7. ハードディスクの容量が不足か故障
パソコンがフリーズした時の対処法
パソコンが固まった時はどうする?
いきなり電源ボタンを押したり、コンセントを抜いたりすることは、パソコンディスク破損の原因にもなりますので、そうする前に先ず下記対処方法を見ていきましょう。
それでは、早速本題に入り、パソコンがフリーズした時、状況別で使える対処法について解説します。
状況:プログラムが応答なしのまま使えない
原因:パソコンの処理が追いつかないから、パソコンが固まった。
対処法1 まずは落ち着いてアクセスランプをチェック
「アクセスランプ」というのはパソコンの電源ボタンの近くにあるHDDなどドライブが読み書きをしている状態を表すLEDのことです。
アクセスランプが頻繁に点滅している場合は、ドライブが読み書きしていることで、つまり、パソコンが作業中(処理を続けている)ので、パソコンの処理が追いつかない可能性があります。
この時に、イライラして続いて操作すると、状態があえて悪化する恐れがあります。
なので、しばらく待つと、パソコンのフリーズ状態が自然と解決できます。
ですから、まずは落ち着いてアクセスランプをチェック、アクセスランプが頻繁に点滅している場合、何もせずしばらく待つといいです。
Tips:パソコンがフリーズしたら、どのくらい待つ?
ほとんどの場合、5~10分ほど待ってみましょう。
大きいファイルの処理やプログラムを開く時は、パソコンが一時的に処理落ち、フリーズしますが、処理が終わったら、pcフリーズの問題も自然解決します。
状況:マウスが操作できない。キーボードを叩いても何も入力できない。
原因:マウスやキーボードがパソコンと接続されていないのに、「pcがフリーズした」と勘違い。
対処法2 マウスやキーボードを確認する
2.1 USBなど有線の場合は、コネクタを確認する
USBの有線マウスやキーボードの場合
コネクタを確認することは、要するにマウスやキーボードの接続を確認することです。一時的なトラブルの場合、USBケーブルの抜き差しでほぼ解決できます。
PS/2の有線マウスやキーボードの場合
PS/2はパソコンを再起動させないと認識できないから、抜き差してパソコンを再起動しましょう。
2.2 無線マウスやキーボードの場合は、定期的に電池を入れ替える。
無線マウスやキーボードを使用しているなら、電池切れた場合もマウスやキーボードが操作できません。なので、定期的に電池を入れ替えることをおすすめします。電池を入れ替えても、操作ができなく、pcがフリーズのままの場合は、マウスまたはキーボードの故障を考えましょう。
状況:パソコンがフリーズして、マウスも何も動かない
原因:たまにはパソコンがフリーズしたではなく、パソコンの動作が遅いので、処理にかかる時間があまりにも長くて、フリーズしたような感じがしただけです。特にwindows10を搭載している低スペックの古いパソコンがそうです。
対処法3パソコンをクリーンアップして、高速化する【パソコン初心者にオススメ】
ワンクリックのみでWindowsパソコンのクリーニング、高速化、セキュリティ保護できるソフトAdvanced SystemCareをおすすめします。
AIモードで、パソコンの初心者でもワンクリックでパソコンを高速化し、フリーズ問題を簡単に対処できます。
Tips:
遅いパソコンを高速化する方法25選
状況:特定のプログラムを使う時のみ、パソコンがフリーズになる。
原因:プログラム、アプリケーションなどの不具合、またドライバーがによって、パソコンがフリーズした。
対処法4 フリーズしているプログラムを終了する
4.1 「応答していません」ウィンドウからプログラムを終了します。
ソフトウェアウィンドウの左上に「応答なし」が表示された場合、多くの場合、しばらく待つと、「○○が応答しません」というウィンドウがポップアップされます。この時は「プログラムを終了します」とクリックすると、プログラムが終了し、パソコンをフリーズした状況から解放できます。
4.2右クリックして、全てのウィンドウを閉じます
「応答していません」ウィンドウが出ない場合、タスクバーでフリーズしているプログラムのアイコンをマウスで右クリックして、「全てのウィンドウを閉じる」をクリックしてみます。
4.3タスクマネージャーからプログラムを強制終了します
右クリックできない場合は、「Ctrl」+「Alt」+「Del」キーを同時に押して、「タスクマネージャー」を開き、応答しないアプリを選択して、「タスクの終了」を順にクリックして終了します。
4.4アプリケーションをアンインストールして、再度インストールする
アプリケーションの不具合により、プログラムがフリーズするケースも数多くあります。特定のアプリを起動する度に、パソコンが固まる場合、そのアプリをアンインストールして、もう一度インストールすることをおすすめします。
状況:外付けHDDドライブなど周辺機器を接続している時、パソコンのフリーズが頻発
原因:外付けHDDの故障やケーブルの不具合などにより、パソコンがHDDを認識できず、フリーズになることも少なくない。
対処法5外付けHDDなど周辺機器を取り外す
HDDだけではなく、そのほかの周辺機器を使用している時、パソコンが固まったことがたまに発生します。この時は、全ての周辺機器を取り外して、パソコンのフリーズが解消できる場合がありますので、一度ケーブルを取り外して見てみましょう。
上記5つの対処法を試しても、パソコンのフリーズを解決できない場合は、次の方法へ見ていきましょう。
対処法6 サインアウトする
パソコンがフリーズしたが、キーボードがまだ使える場合、一度サインアウトすることでpcのフリーズを解消できる場合もあります。
「Ctrl」+「Alt」+「Del」キーを同時に押して、表示された画面から「サインアウト」をクリックします。
対処法7 再起動する
パソコンがフリーズしたが、キーボードやマウスがまだ使える場合、再起動することもpcのフリーズを解消する1つの手です。
「Ctrl」+「Alt」+「Del」キーを同時に押して、表示された画面の右下から「サインアウト」をクリックします。
対処法8 強制的にシャットダウンする
マウスやキーボードが操作できないほどパソコンがフリーズしたら、上記7つの対処方法を試しても、パソコンが固まったままなら、最終手段として強制的にシャットダウンしましょう。
電源ボタンを5秒ほど長押しして、パソコンが強制的にシャットダウンされます。
Tips:
パソコンがフリーズした場合、強制的にシャットダウンした後はすぐにパソコンを再起動しないことをおすすめします。5分ほど待ってから再起動しましょう。
普段なら、再起動してパソコンのフリーズした問題が解決した場合が多いが、解決できない場合もあります。また、フリーズが頻発する場合、パソコンの空き容量不足や、ウイルス感染などの可能性もあります。
ですから、再起動した後は、必ず下記今後のパソコンがフリーズしないための改善策をみてみましょう。
今後パソコンがフリーズしないための改善策
パソコンがフリーズする主な原因の1つは熱暴走です。
冷却ファンにホコリがたまっていたり、故障したり、真夏など室内温度が高かったりする時は、熱暴走が生じ、パソコンがフリーズしやすいです。
PCが頻繁にフリーズする場合、熱暴走にご注意ください。下記熱暴走を防ぐ対処法を見ていきましょう。
改善策1 温度の高い使用環境を避ける
パソコンは外からの空気を使い、内部の熱を冷却ファンで排出しています。パソコン内の温度はパソコンそれぞれですが、通常は外より高いです。室内の温度が高ければ高いほど、パソコンが熱暴走しやすいですので、真夏など室内温度が高かい時、パソコンの使用環境を十分注意する方がいいでしょう。
改善策2 パソコンのホコリを掃除する
冷却ファンにホコリが付くと回転速度が落ち、熱の散発効果ももちろん落ちます。パソコンのホコリを掃除することで、冷却ファンが正常に動くことが保証されます。パソコン内部の構造に関わることで、パソコンに馴染んでいない方は専門者に相談することをおすすめします。
改善策3 定期的にパソコンのゴミファイルなどを削除し、pcを高速化する
ゴミファイルがたまっているとディスクの空き容量が少なくなるし、ゴミファイルが多くたまっていく場合、パソコンがだんだん重くなり、フリーズする恐れがあります。
定期的にゴミファイルを削除することで、pcが高速のまま、固まる状況も少なくなります。
改善策4 使わないアプリケーションは終了する
プログラムが数多く進行中ならば、パソコンCPUの処理速度が落ち、処理できなくなる場合はフリーズします。そのため、今すぐ使わないアプリケーションは終了することをおすすめします。
改善策5 アプリケーションやドライバーなどを最新にする
特定のアプリケーションを起動する時、不具合などによりパソコンがフリーズしたケースもあります。この場合は、pcがフリーズが解消したらすぐやるべきなのは、アプリケーションやドライバーなどを最新にすることです。
改善策6 ウィルス対策ソフトをインストールする
パソコンが頻繁にフリーズする時はウィルスの感染だと疑いましょう。ウィルスに感染したら、パソコンにフリーズする影響があるのみならず、システムの安全や個人情報の安全などにも関わります。そのため、パソコンにウィルス対策をインストールするを強くおすすめします。
多くの受賞歴を持ち、2.09憶以上の脅威検出でき、ウィルス・マルウェア対策アプリ「IObit Malware Fighter」をおすすめします。
改善策7 デフラグでハードディスクのデータを整理
パソコンを使用中、ファイルを移動や削除を繰り返されることで「断片化」が起こる。ファイルの断片化が進むと、データを読み書き動作が遅くなり、パソコンが固まりやすいです。
ハードディスクのデータが断片化を解消するため、ハードディスクやSSDなどの記憶装置の中に収められているデータを並べ直して整理することを「デフラグ」と言います。
pcフリーズを解消するために、デフラグで整理することをおすすめします。
改善策8 メモリを増設する
アプリケーションを開くときにもメモリ容量を必要なので、メモリが不足している場合、複数のアプリケーションを同時に起動すると、パソコンがフリーズすることがあります。
メモリを増設することもパソコンのフリーズを対処する方法の1つです。ただし、メモリを増設するのはお金がかかるし、パソコン初心者にとって厳しいですので、ニーズに応じて検討していきましょう。
メモリ通販価格比較を参考にしてください。
まだパソコンがフリーズしたわけではないが、重い、または遅いと感じる時は、こちらのWindows10パソコン動作が遅い時の対処法25選を検証しながら、pcがフリーズしていない内に予防しましよう。