「パソコンのキーボードが打てない!」
「大至急なのに、キーボードが反応しない!」
またはキーボードの入力が下記のようにおかしい:
「一部のキーが反応しない、連打される!」
「キーボードに何もしてないのに、文字が勝手に連続で入力される!」
「キーを一度押しただけなのに文字が連打される!」
「キーボードの反応が遅すぎる!」
パソコンの経験者なら、上記のような経験もあるでしょう?キーボードが打てないことが作業に大きな邪魔をされます。
本記事では、パソコンのキーボードが打てない時の対処法を紹介します。キーボードが入力できない場合は、それぞれの状況を検証しながら、解決していきましょう。
パソコンのキーボードが入力できない時の応急措置
キーボードが急に入力できない時、作業に大きな迷惑をかけてしまいます。この場合の応急措置として、「オンスクリーン キーボード」をオンにすれば、解決できます。
「オンスクリーン キーボード」をオンする手順:
①テスクトップ画面の左下にある「スタート」をクリックして、「設定(歯車アイコン)」を選択します。
②「デバイス」-「入力」-「キーボードフォーカスを見やすくする」を順にクリックします。
③マウスを開かれたウィンドウの左側に合わせて、下へスクロールします。
④「キーボード」項目で、「スクリーンキーボードを使用する」をオンにします。
するとパソコン画面に黒いキーボードが表示されます。
「オンスクリーン キーボード」をオンにして、マウスでクリックすることで、入力ができます。
これはキーボードが急に打てないが、すぐにやらなければならない作業がある場合の応急装置として、有効ですが、あくまで応急対応しかないので、キーボードが打てない問題を解決したわけではありません。
パソコンのキーボードが反応しない時の一番効く対処法【おすすめ】
キーボードが打てないや、入力がおかしい、キーボードの反応が遅いのは、多くの場合、ドライバーが古いか、紛失したことが原因です。
ですから、キーボードが入力できない時、一番効率的な対処法はドライバーを更新することです。
違うドライバーは更新も違うサイトからダウンロードすることが必要が場合もあります。少し手間が掛かるので、ドライバーをまとめ一括更新ソフト「Driver Booster」を使っています。
ステップ1 Driver Boosterを無料ダウンロードして、インストールします。
ステップ2 起動して、真ん中のスキャンボタンをクリックします。
ステップ3 スキャンが終わった後、更新をクリックすればOKです。
キーボードが打てない原因
パソコンのキーボードが反応しない時は可能な原因が多いです。大きく見る下記の原因が考えられます。
1. キーボードに原因
無線キーボードの電源が切れている
2. 接続に原因(パソコン本体とキーボードが接続されていない
Bluetooth接続の問題
有線キーボードの場合はコードが断線している
3. パソコンが原因
パソコン本体のバッテリーが切れている
帯電※やドライバーの不具合などが発生している
パソコンがウイルスに感染している
4. 設定に原因
キーボードが打てない時にまず確認すべきこと
パソコンのキーボード反応しない時は本当の意味で故障か、不具合ではない場合もあります。ですから、パソコンが入力できない時は、下記のことを確認してみましょう。
1. キーボード側を確認する
電源を確認する
ワイヤレスキーボードの場合、キーボードの電源が切れるともちろん入力もできません。まずは、電源が切れるかを確認してみましょう。電源が切れる場合は、電池を交換しましよう。
また、ノートパソコンのキーボードが反応しない場合も、パソコン本体の電源が切れているか確認しましょう。
キーボードが故障しているかを確認する
キーボードが故障したら、打てないでしょう。キーボードを別のパソコンと接続してみてください。もし、別のパソコンに接続しても打てないなら、キーボードが故障した可能性が高いです。
キーボードが反応しないのは故障したからの場合、キーボードを買い替えるしかありません。
別のパソコンと接続して、問題なく入力できるなら、次の事項を確認していきましょう。
2. 接続を確認する
デスクトップパソコンの場合、キーボードが正しくパソコン本体を接続していないなら、当然打てないでしょう。
コードの接続
有線のキーボードが打てない場合は、コードがパソコン本体にきちんと挿したのか、コードが壊れているかを確認しましょう。
Bluetoothでの接続を確認する
無線キーボードが打てない場合、「設定」→「デバイス」→「マウス、キーボード、ペン」でBluetoothでの接続を確認できます。お使いのデバイスが表示されていないならば、接続されていない可能性が高いです。
接続が無線キーボード打てない原因なら、Bluetoothの再接続を行うことで解決することができます。
3. パソコン側を確認する
電源を確認する
先程も紹介したように、ノートパソコンでキーボードが打てない場合、パソコン本体の電源を確認しましょう。
4. 設定を確認する
フィルターキー機能がオンになっていると、キーボードのランプが点灯するけど、打ても何の反応もしないことになります。ゆえで、フィルターキー機能がONになっていないか確認しましょう。
確認する手順:
「設定」-「簡単操作」-「キーボード」-「フィルターキー機能の使用」
フィルターキー機能がオンになっているなら、オフにすればキーボードが入力できないことが改善できる見込みです。
キーを長く押し続けないと文字を入力できない時や、同じ文字を続けて入力できない時も、この対処法が有効です。
キーボードが一部反応しない時の対処法
キーボードが打てない時は、必ず全てのキーが打てないわけでもありません。下記のような場合も可能です。
1. キーボードが数字を打てない時
このような場合は、メインにテスクトップパソコンや外付けキーボード使用のパソコンで現れることが多いです。
キーボードのテンキーから数字入力できないなら、「NumLock」がオンになっていないか確認しましょう。
「NumLock」をオンにすると、テンキーから数字入力できます。
2. 特定のキーだけ入力できない場合
キーボードの特定のキーがほこりや飲み物などにより固着されて動作不良が発生している可能性が高いです。この場合、キーボードを掃除することで解決することができます。
また、その特定のキーが物理的な故障も考えられます。この場合は、あまり使わないキーと一旦交換することも1つの対処法です。
キーボードが全然打てない時の対処法
1. パソコンの再起動を行う
パソコンの一時的な不具合でキーボードが打てない可能性もあります。この時の解決方法も、パソコンを再起動することだけで解決できます。
キーボードもPS2/USB端子を使用するものがあり、特に、PS2端子のキーボードはパソコン本体が電源につけているままに挿し直した後、再起動が必要です。
2. 放電作業を実施する
パソコンの帯電によりエラーが出たり、キーボードが反応しなくなったりする場合もあります。この場合は、一旦放電処置を行うことで改善できる可能性があります。
パソコンを放電する方法:
①電源をオフにします
②デスクトップの場合、電源コードを抜き、ノートパソコンの場合、バッテリーを取り外します。
3. キーボードを交換する
キーボードが故障した理由で打てない場合は、キーボードを交換せざるを得ません。交換することをおすすめします。
ノートパソコンのキーボードが打てない
ノートパソコンのキーボードが入力できない時は、いつくか特別の状況があります。下記にてそれぞれ紹介します。
1.ノートパソコンは数字しか入力できない
ノートパソコンは文字キーを打ったが、入力したのが数字で、文字が入力できません。これはテンキー入力にロックされているからです。
OSがWindows 10やWindows 7の場合、Fn+NumLoc(F8/W、メーカーにより異なる場合もあります)を押して元に戻します。OSがWindows 8ならCtrl+Fn+ Alt+Wを押して見ましょう。
2.タブレットモードをオフにする
一部のタブレットモードがあるノートパソコンはノートパソコンモードからタブレットモードへ自動で切り替えるセンサーが搭載されています。タブレットへ切り替えた後は、ノートパソコンのキーボードが打てなくなります。
この場合は、タブレットモードをオフにすることで、解決できます。
タブレットモードで、パソコンをタッチ操作します。日付と時刻の横にあるアクションセンターをタブして、タブレットモードを選択してオフにします。
3.外付けキーボードを外す
ノートパソコンに外付けキーボードを使用する場合、交換性により入力できない場合があります。この場合、改善方法は外付けキーボードを外すです。
キーボードの入力がおかしい時の対処法
1.間違ったキーが入力される、配列がおかしい
日本語キーボードなのに、間違ったキーが入力されたり、日本語が入力できなかったりしますか?これがキーボードが日本語配列になっているが、Windowsでの配列設定が英語キーボードになっているから可能性があります。
キーボードの配列を変更するする手順は:
①コントロールパネルを開きます。
※コントロールパネルはどこ?「スタート」-「全てのアプリ」-「Windowsシステムツール」-「コントロールパネル」を順にクリックすれば開きます。
②右上の表示方法を「小さいアイコン」に変更します。
※変更しないと、カテゴリ表示されるので、「キーボード」のような細かい選択肢が表示されません。
③「キーボード」を選択します。
④「ハードウェア」タブへ切り替え、英語キーボード(101/102キー)になっている場合、「日本語キーボード(106/109キー)」に変更すれば完了です。
2.1回押して、連打ちされる
1回押したのに、キーボードが連うちされる場合や、キーボードの反応が遅い時は、キーボードの速度を変更することで改善できることもあります。
手順は以下です:
①「コントロールパネル」を開きます。
②右上の表示方法を「小さいアイコン」に変更します。
③「キーボード」を選択し、「速度」タブで、「表示までの待ち時間」と「表示の間隔」を左右へドラッグすると変更できます。
※変更した後、下記の入力ボックス内で文字を打てテストできます。
キーボードの反応が遅い時に確認すべきこと
1.キーボードの汚れやゴミ
キーボードは日常的に使用されるため、ホコリやゴミが溜まり、反応が悪くなることがあります。この場合、キーボードを掃除することで解決することができます。
今後のために、キーボード保護フィルムを買うことも考えられます。
2.ドライバーの更新
キーボードのドライバーが古くなっている場合、または正しくインストールされていない場合、反応が悪くなることがあります。この場合、ドライバーを更新または再インストールすることで解決することができます。
まとめ
キーボードが打てないなら、パソコンに指令を出すことに大きな障害があります。なお、パソコンのキーボードが反応しなくて使えない問題は原因が様々です。それぞれの状況に合わせて、本記事で紹介した方法でキーボードの入力できない問題を修復しましょう。