パソコンが黒い画面で起動しない時ありませんか?パソコンを扱っているうちに、最初の黒い画面で動かないのがとても普通にあることです。
本文では、Windows10 PCを例にして、パソコンが黒い画面のまま、立ち上がらない時の原因とその対処法を分かりやすく説明します。PCが黒い画面で起動しないなら、焦らずこの記事を参考にして解決しましょう。
電源を入れて、パソコンの画面が真っ黒な場合は、状況が2つに分けています。
1. パソコンが起動したが、画面に映っていないから、真っ黒
2. パソコンが起動すらしていないから、画面が真っ黒
そのため、パソコンが黒い画面のままで動かないと感じる時、先ずは、パソコンが起動したかを確認しましょう。
パソコンが黒い画面で動かない時にチェックすべきこと
【難易度:★☆☆☆☆】
周知のように、パソコンを起動するとメーカーロゴ画面が表示され、Windowsロゴ画面が表示され、次にOSに入ります。
もし、電源を入れて、パソコンにメーカーロゴ画面が表示されなくて、真っ黒で起動していないと思う場合は先ず下記のことを検証してみましょう。
一、しばらく待つ
パソコンのスペックが低下しているなら、起動するまで時間がかかります。もし、普段の使用中も、起動には時間がかかるパソコンなら、しばらく待つことをおすすめします。
二、スリープモードになったか確認する
マウスをいじるか、キーボードのいずれのキーを打つことで、パソコンが黒い画面から回復したかを確認します。
ノートパソコンは電量節約のために、フタが閉じられる時、スリープモードに入り、画面も自動で黒くなります。
ノートパソコンフタの開閉を判断するのはセンサーかスイッチです。
センサーで判断する場合、液晶画面に磁石が置かれていて、本体側に磁石検知センサーがあり、近づいてきた時は閉じると判断されます。
スイッチの場合は、接合部に小さな突起のようなスイッチがあり、近づいてきた時は突起のスイッチが押され、閉じると判断し、離れれば、スイッチ内にしかけたバネが元に戻し、開くと判断します。
使う時間が長ければ、スイッチバネの老化により、スイッチが元に戻せない場合もあります。この時は、パソコンが黒い画面のままで、電源ボタンを押しても起動しないように見えます。
三、デスプレイを確認する
パソコンの画面が黒いまま起動しない時は、音、ランプなどから状態を把握できます。パソコンの電源を入れてから、本体が短く「ジー」の音を鳴り、アクセスランプが点灯し、ファンも回る音が聞こえるなら、キーボードの指示ランプが点灯したかを確認します。3つとも点灯していない場合は、「CapsLock」と「ScollLock」を押してみましょう。
アクセスランプとキーボードの指示ランプも点灯し、起動音もする場合は、パソコンは画面が黒いが、実際OSが起動したと判断するのが良いです。この場合、ディスプレイ(モニター)に映らないことがパソコンが黒い画面起動しないように見える原因です。
対処法は以下です。
1. ディスプレイは電源が入らないか確認する
ディスプレイ(モニター)の指示ランプが点灯しないと、電源が入らない可能性が高いです。モニターからコンセントまで接続しているケーブル全て確認しましょう。
また、うっかりとコンセントに差さていない可能性もあるし、コンセントが電源スイッチがオンになっているかも確認しましょう。
2. ディスプレイ信号ケーブルの接続を確認する
モニターは信号ケーブルでパソコンの本体と接続されていない場合も、パソコン画面も真っ暗のままです。ケーブルがディスプレイ側や本体側と接続不良か、断線などないか確認する必要があります。
接続不良であれば、全て外してもう一度さすと解決できます。断線の場合、ケーブルを変えましょう。
3. 別のディスプレイで画面が映せるか確認する
電源も入り、信号ケーブルも問題なく接続していて、
パソコン画面が黒いまま起動しないなら、パソコン本体を別のディスプレイと接続して画面が映せるかを確認しましょう。ノートパソコンも別のモニターと取り付くか、HDMIケーブルでテレビを接続して画面を映せます。
別のディスプレイ画面が映せるなら、モニターの故障と考えるのがいいでしょう。
別のディスプレイにも画面が黒いままであれば、PC画面が黒い原因は別にあります。
パソコン黒い画面で起動しない簡単な対処法
【難易度:★★☆☆☆】
もし、上記ことをチェックした後も、パソコンが本当に起動しないなら、画面が黒い場合、次の原因と対処法を見ていきましょう。
パソコンが黒い画面になる原因が様々にあります。判断するのも結構手間がかかりますが、本文ではあまりパソコンに詳しくない人も理解しやすいように説明します。パソコンが黒い画面で起動もできない時は、焦らずに対照しながら、解決しましょう。
四、強制終了して、再起動してみる
パソコン画面が真っ暗で、長い時間待っても立ち上がらない時は、パソコンを強制終了して、再起動してまましょう。
電源ボタンの長押しで、パソコンを強制終了できます。
参考記事:パソコンが固まって電源切れない、強制終了もできない時の解決方法
五、USBなど外付けデバイスを取り除く
パソコン画面が真っ黒で立ち上がらない時は、外付けデバイスを取り外してパソコンを再起動すると解決できることもあります。
PCが黒い画面で起動しない時は、この方法も試してみてください。
六、熱暴走が原因
パソコンのファンが故障していると、パソコン内部に熱暴走は発生しやすいです。内部の温度が溜まっているとパソコン画面が真っ黒になってしまう可能性もあります。
対処法としては、十分温度を冷やせれから再起動すると良いです。また、普段使用する時も、空気の流れの良い場所で使う方がよいです。
七、静電が原因
パソコンの電源を入れて、何一つ音がせず、アクセスランプも点灯しない時は、パソコンが起動しないと判断してよいです。この場合は、放電してみましょう。
1. パソコン本体の電源コードを抜いて、電源スイッチの何度押します。ノートパソコンの場合、バッテリーも外す必要があります。数分後、もう一度パソコンを起動します。
2. もしパソコン画面が黒いままなら、「BIOS」バッテリーを放電します。
ステップ1 電源ケーブルを抜かし、ートパソコンの場合、バッテリーも外します。
ステップ2 本体ケースをあけ、ボタンのような丸い「BIOS」バッテリーを外して、数分後に戻します。
ステップ3 電源を入れて、パソコンを起動してみます。
部品が「パソコン黒い画面で起動しない」原因とその対処法
【難易度:★★★★☆】
パソコンの画面が真っ暗で立ち上がらない時は、「最小限の構成」にして、どの部品が不具合なのかを特定しましょう。
パソコンを構成する基本的なパーツは:
ディスプレイ
本体
・CPU
・グラフィックボード(※)
・マザーボード
・メモリ
・電源装置
・ハードディスク
※グラフィックボードはCPUに搭載している内蔵GPUと外部GPUあります。CPUにグラフィックボードが内蔵されている場合は、外部GPUがなくでもパソコンの画面が表示でき、起動もできます。
上記どちらも不具合が発生したら、パソコンが黒い画面になり、起動しない可能性があります。次に1つずつ原因と対処法を説明していきます。
八、グラフィックボードに原因
パソコンが黒い画面で起動しない場合、ディスプレイの指示ランプが点灯しているか確認してくだい。指示ランプが点灯しているなら、ディスプレイが電源が入っている証拠で、パソコン画面が黒いままであるのはグラフィックカードの故障の可能性があります。
グラフィックカードが故障すると、パソコンを起動する時、画面が黒いが、ビープ音が長音1回、短音2回鳴ります。
グラフィックカードが故障しているから、送信された信号を正しく映えなく、パソコンは黒い画面のままです。
グラフィックカードはパソコンが黒い画面の原因である場合、以下の可能性が考えられます。
接触不良
グラフィックス カードがマザーボードと互換性がない
グラフィックス カードが故障
グラフィックカードとグラフィックドライバーに互換性がない
解決法方は以下です。
1. 接触不良(外部GPU)
グラフィックカードを取り外して、再度取り付けることで、パソコンが黒い画面で起動しないことが解決できる場合もあります。
グラボの接触不良がパソコン黒い画面で起動しない原因の場合、グラボを一旦取り外して、ホコリなどを掃除してから再度取り付けます。
グラフィックカードを取り外し方はこの記事を参考にしてください。
2. グラフィックス カードがマザーボードと互換性がない(外部GPU)
通常であれば、グラフィックス カードがマザーボードと互換性がないがあまりないことです。一部の古いマザーボードにグラボと交換性がない可能性もあります。古いパソコンに新しいグラボに交換してから、パソコンが黒い画面で起動しない場合は、グラボとマザーボードとの交換性が原因と考えましょう。
この場合は、マザーボードの変更をおすすめします。
3. グラフィックス カードが故障(外部GPU)
グラフィックス カードが緩んでいるなど、物理的に傷んでしまう場合も、パソコンが黒い画面のまま、起動しません。手元に別のグラボがあれば、マザーボードと取り付けて、グラボが故障しているかを確認します。別のグラボがない場合、パソコンの修理業者との相談をおすすめします。
4. グラフィックカードとグラフィックドライバーに互換性がない(内蔵GPU/外部GPU)
グラフィックカードとグラフィックドライバーに互換性がない時も、パソコンが黒い画面で起動しません。この場合、セーフモードでパソコンを起動し、ドライバーを削除して再起動します。
セーフモードでPCを起動する方法はMicrosoft公式サイトを参考にしてください。
ちなみに、ドライバーはパソコンにとって、自転車のチェンみたい重要な物です。デバイスがドライバーと交換性がないと、デバイスが正常に動作できません。
ドライバーがパソコンのパーツそれぞれの公式サイトからダウンロードするのが面倒し、一旦交換性のないドライバーをインストールすると、パソコンが黒い画面で起動しないようなことがまた発生してしまいます。
ドライバーをまとめて更新するツールをおすすめです。「Driver Booster」をおすすめします。
九、メモリに原因
メモリの故障もよく遭えるパソコントラブルの1つです。パソコンが黒い画面で起動できなく、ビープ音も鳴り続ける(長音が継続して鳴る)場合、メモリの故障だと考えられます。
メインには、以下2つの可能性があります。
・メモリの接続エラー
・メモリが壊れている
それぞれの対処法は、
1. メモリの接続エラー
パソコン本体のフタを開けて、メモリを取り外して、消しゴムで金端子(ゴールドフィンガー、金色いのところ)拭いて再度挿入します。また、メモリを差し込むスロットの変更することで、ほとんどのメモリ接続エラーが解決できます。
2. メモリが壊れている
メモリが壊れている場合、メモリを変更せざるを得ません。新しいメモリを購入するなら、少なくとも8GBが必要です。
十、電源ユニットに原因
パソコンは電を使わないともちろん起動はできません。電源ユニット(電源装置)はパソコン本体に搭載するコンセントからの電力をパソコンが使える電力に変換する不可欠なパーツです。
電源ユニットはパソコンの起動に直接影響を及ぼすパーツです。パソコンが黒い画面で起動できなく、ビープ音も鳴り続ける(短音が継続して鳴る)場合、電源ユニットの不具合だと考えられます。
電源ユニットの不具合はメイン下記いつくかあります。
電源ユニットから供給される電力が不安定
電源ユニットから供給される電力ワット数が不足
どちらも電源ユニットの故障を見れば問題ありません。対処法は修理業者に相談するか、変更することをおすすめします。
ソフトウェアが「パソコン黒い画面で起動しない」原因
【難易度:★★★☆☆】
全てのパーツが一切問題なくても、パソコンがウイルスや木馬に感染されると、パソコンの画面が真っ黒なまま、起動しないこともあります。
BIOSはパソコンを起動する時、最初に起動されるものです。BIOSがウイルスに感染されのと、パソコンが最初のメーカーロゴも表示せず、黒い画面のままで起動しません。
Windows Defenderか他のアンチウイルスソフトを使って、パソコンをウイルスから保護します。
OSが「パソコン黒い画面で起動しない」原因
【難易度:★★★☆☆】
OS(システム)が故障すると、パソコンも起動しないから画面は黒いままです。システムの故障なら、初期化することで解決できることがあります。
※参考記事:Windowsの初期化はする手順|初心者でも簡単にできる!
まとめ
パソコンは画面が黒い時は、先ずは、起動できるか起動しないかどちらの状況か判断しましょう。
その次に、上記紹介したように、自分で簡単に対処できることなら、自分でためして、解決しましょう。部品の不具合でパソコンは画面が真っ暗で、立ち上がらない時は、自分で1つずつ確認する自信がなければ、無理せず修理業者と連絡してください。