Release: 2023/04/17

パソコン動きが遅い原因9つと調べ方

パソコンが重い、サクサク動かない場合は、仕事や作業に大きな邪魔をされます。なぜPCが遅くなりますか?Windows10 PC動きが遅い原因の調べる方法は何ですか?

本記事では、Win10(Windows10の略、ウィンドウズ10と書くこともある)パソコン遅くなる理由と調べ方を紹介します。


PCの動きが遅い原因などは「どうでもいい」、「調べたくもない」、「ただ改善したい」を思う方は、Windows10パソコン動きが遅い対処法25選を参考にしてください。

PCが遅い原因

1. 連続して動作する時間が長い

パウィンドウズ10ソコンが連続して動作する時間が長くなるほど、システムの処理速度が低下します。十数時間、もしくは数日間連続して使って、PCが遅いと感じる場合は、パソコンを一度再起動して、PCの重い状況が改善されます。

2.メモリが不足する

メモリもパソコンの動きが遅い原因の1つです。メモリが不足すると、パソコンはスワップ処理※を行い、速度が落ちる可能性があります。

※スワップ(英語のswap、「交換」という意味)処理とは、OSのメモリ管理機能の一つで、メインメモリ(RAM)とストレージ(外部記憶装置)の同容量の領域間でデータの交換を行う動作です。これにより、物理的なメモリ容量より広いメモリ空間を扱えるようになります。

3.Cドライブの容量が不足する。

Cドライブがほとんどの場合、Windows PCのシステムドライブです。Cドライブがいっぱいになると、パソコンの処理速度に影響があります。

4.CPUの負荷が高い

CPUはパソコンの中枢神経のようなものであり、複数のアプリやタスクを同時に実行する場合CPUの負荷が高くなります。CPUの負荷が高くなるほどPCも遅くなります。

5.熱暴走

熱暴走とは、室内の高温の使用環境、ホコリや汚れなど、またはファンの故障により、パソコン内部の冷却機能が正常に動作できない場合、パソコン内部の温度が上昇し、機能を発揮できないほどの高音状態になることです。

熱暴走が起きると、PCが遅くなる可能性があり、アプリの異常動作や異常終了、システムのフリーズなどを引き起こす可能性もあります。熱暴走が繰り返す場合、パソコンが壊れやすいです。

6. ウイルス

ウイルスもよくあるPCが遅い原因の1つです。PCがウイルスに感染されたら、大量なウイルスプログラムが実行され、PCのメモリやCPUに負荷をかかり、PCが遅くなります。

7.ハードウェアの故障

PCが遅くなりつつ、システムを再インストールしても、遅い状況が改善されない場合、ハードウェアが故障した可能性もあります。PC内データを保存するハードディスクが故障したら、データの読み書きが遅くなり、PCの動作が遅くなります。

8.パソコンのスペックが古い

新しいプログラムは、スペックの高いPCとより良い交換性があります。スペックが古すぎると、新しいソフトを実行する場合、PCのメモリやCPUなどのリソースが圧迫され、パソコンの動作が遅くなる可能性があります。

9.パソコンが寿命になる

通常の場合、パソコンの寿命が5~10年ほどです。パソコンは、長期間使用することで、内部の部品が劣化し、故障する可能性があります。また、ハードディスク内のデータが断片化し、データの読み書きが遅くなることもあります。これらの問題が発生することは、PCの動作が遅くなる原因も可能です。

パソコンが重い原因の調べ方

Win10 PCが重いを感じた時、原因を特定してから、改善を求めるのが、より効率的で対処できると思います。次では、パソコンの重い原因の調べる方法を紹介します。

1.パソコンが起動した後の稼働時間を調べる

稼働時間が長すぎることはWin 10 PCが遅くなる原因の1つです。そのため、パソコンが遅いを感じる時は、パソコンの起動時間を調べてみてください。稼働時間が長すぎると、パソコンを再起動することで遅いが改善されます。

方法1 イベントビューアーを使う

イベントビューアーでWin10パソコンが起動した後の時間を確認できます。

操作は以下です。

ステップ1 タスクバー一番左でのスタートアイコンを右クリックして、「インベントビューアー」を選択します。

インベントビューアーを開く

ステップ2 左メニューから「Windowsログ」-「システム」を順に選択します。

ステップ3 右メニュの「現在のログをフィルター」を選択します。

Windowsログ

ステップ4 「タスクのカテゴリ」上の枠に、イベントID「6005,6006」を入力して、「ok」をクリックします。

6005はWin10パソコンの起動する日時です。

6006はWin10パソコンのシャットダウン日時です。

中は半角のコンマです。

Windowsログをフィルター

ステップ5 出てきた結果から、パソコンの起動する日時とシャットダウン日時を確認できます。

パソコンの起動する日時を確認する

方法2 タスクマネージャーを使う

タスクマネージャーでパソコンの稼働時間を確認できます。操作は以下です。

ステップ1 Ctrl + Shift + Escを同時に押して、タスクマネージャーを開きます。

ステップ2 「パフォーマンス」タブで稼働時間を確認します。

「パフォーマンス」タブで稼働時間を確認

方法3 コマンドプロンプトを使う

コマンドプロンプトでWindowsパソコンの起動時間を確認するのも簡単です。

ステップ1 スタートボタンをクリックし、「cmd」を入力します。検索結果の「コマンドプロンプト」を開きます。

ステップ2 次のコマンドを入力して、Enterキーを押します。

systeminfo | findstr "システム起動時間"

パソコンの起動時間が表示されます。

コマンドプロンプトで起動時間を確認

2.タスクマネージャーでCPUとメモリの使用状況を確認する

タスクバーを右クリックして、「タスクマネージャー」を選択、「パフォーマンス」タブでCPUとメモリの使用状況を確認できます。

CPUとメモリの使用状況を確認する

PCの動きが遅いと感じる場合、CPUとメモリの使用率も結構高いなら、「CPUの負荷が高い」や「メモリの不足」がパソコンの遅い原因である可能性が高いです。

3.Cドライブの容量を確認する

デスクトップの「PC」アイコンをダブルクリックして、エクスプローラーを開いて、Cドライブの空き領域を確認できます。

Cドライブの容量を確認する

パソコンの空き領域が少ないと、Windowsパソコンも遅くなります。この場合は、Cドライブの容量を増やすことをおすすめします。

4.ハードディスクが故障したかを確認する

Windows標準搭載の「チェックディスク」ツールを使ってハードディスクが故障したかどうかを確認できます。

操作は以下です:

ステップ1 スタートボタンを押し、「コマンドプロンプト」を入力して検索します。「コマンドプロンプト」を右クリックして、「管理者として実行」を選択します。

コマンドプロンプトを開く

ステップ2 「コマンドプロンプト」を開き、chkdsk C: /fを入力して、Enterキーを押します。

「チェックディスク」ツールのコマンド

ステップ3 チェックディスクが実行されます。発見したエラーも修復可能。

ご注意:「チェックディスク」の実行中は、PCの動作が遅くなることがあります。

また、「ボリュームが別のプロセスで使用されているため、CHKDSK を実行できません。」が提示されている時、CHKDSKがディスク上のファイルを開いたままにすることができないためです。この場合は、再起動してから再度実行すれば大丈夫です。

5.ウイルスに感染されたかを確認する

パソコンの動きが遅くなり、また予想できないファイルが勝手に増えたり減ったりする場合は、ウイルスに感染された可能性が高いです。ウイルスに感染したかをチェックする方法を2つ紹介します。

方法1 ウイルス対策ソフト

ウイルス対策ソフトでパソコンをスキャンして、ウイルスに感染されているかを確認します。

ウイルス対策機能を搭載し、パソコンを高速化することもできるソフト「Advanced SystemCare Ultimate」をおすすめします。

Advanced SystemCare Ultimate

方法2 Windows Defenderを使う

Windows10/Windows11が搭載する「Windows Defender」を有効にすることで、パソコンを不正なアクセスから保護するができます。

ステップ1 Windowsのスタートアイコンをクリックして、「設定」の歯車アイコンをクリックします。

ステップ2 「更新をセキュリティ」-「Windowsセキュリティ」-「Windowsセキュリティを開く」を順にクリックします。

ステップ3 「ウイルスと脅威の防止」-「設定の管理」-「リアルタイム保護」をオンにします。

windows defender

6.熱暴走したかを確認する

CPUの適正温度は?

低負荷状態: ~50°

中負荷状態:50°~60°

高負荷状態:60°~80°

80°を超えた場合は、パソコンの動きが遅くなりやすいです。


CPUの温度を確認するには、BIOS設定に入ることが必要となりますので、フリーソフトウェアを使うことをおすすめします。

パソコンの高速化できるソフト「Advanced SystemCare」の「パフォーマンス モニター」でCPU、GPU、マザーボードの温度やファンの回転速度を確認することができます。

ステップ1 「高速化」-「パフォーマンス モニター」をオンにします。そうすると、デスクトップ右上に、モニターのUIが表示されます。

Advanced SystemCare

ステップ2 右矢印→アイコンをクリックして、「指標」タブで、CPU、GPU、マザーボードの温度やファンの回転速度を確認することができます。

Advanced SystemCareでCPU温度を確認する

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7.パソコンのスペックを調べる

パソコンのスペックが古すぎると、作業中パソコンの動きが遅いのもよくあります。PCのスペックを確認する手順は:

ステップ1 スタートメニューを開き、「設定」の歯車アイコンをクリックします。

ステップ2 「システム」を選択します。

ステップ3 左欄を下へスクロールして、「詳細情報」を開いてから、パソコンのスペックを確認できます。

パソコンのスペックを調べる

パソコンのスペックが古いかどうかは、使用目的によって異なります。例えば、基本的な文書作成やWeb閲覧などの軽い作業であれば、比較的古いスペックのパソコンでも十分に使用することができます。一方、最新のゲームや高解像度動画の編集など、高いパフォーマンスが求められる作業には、最新の高性能なパソコンが必要です。

一般的に、CPUが2〜3世代前、RAMが4GB以下、HDDを搭載しているパソコンは、古いと言えるかもしれません。ただし、これらはあくまで目安であり、実際の使用状況に応じて判断する必要があります。

まとめ

パソコンを使う時、動きが遅いのは非常に普通なことです。その原因を特定して、より効率的にパソコンの高速化できます。

Tips

動きの遅いPCを高速化したいなら、この記事がお役にたちます。

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