cドライブ容量が不足したら?cドライブはパソコンにとって、まるで心臓が人間にとってのものです。cドライブ容量が足りないと、たくさんのパソコントラブルも相次い発生しやすいです。
パソコンがフリーズしたとか、動作が遅いとか、また起動さえできないなどのPC問題は、cドライブの空き容量が少ないのが原因である可能性があります。
自分が何もダウンロードもしていないのに、なぜcドライブの容量が勝手に減らしたのか?Cドライブにほとんどデータが入っていないのになぜか容量がいっぱいだと表示される?PCのストレージ容量が減らした理由は何ですか?
本記事でcドライブの容量を確認する方法、windows 10パソコンcドライブ容量不足の原因、原因不明でストレージ不足している時のPC容量を増やす方法を紹介します。参考にしながら、パソコンのcドライブ容量を増やしていきましょう。
Cドライブはローカルディスクと呼ばれる場合が多いです。ローカルディスクはどこ?cドライブ容量はどれぐらいあればいいでしょうか?という疑問を抱いている人が少なくないと思います。一応cドライブ容量の目安と確認する方法を紹介します。すでに知っているなら、cドライブ容量の増やす方法へ。
一、cドライブ容量の目安
cドライブ容量はどれぐらい必要でしょう?これを説明する前に、cドライブ容量は何に食われているかを説明します。
cドライブの内訳 | 容量 |
システムos |
Windows8/7とWindows10 32Bitの場合は、ほぼ20GB。 Windows10 64Bitの場合、32GBぐらい。Windows11の場合は、64GB以上。 |
グラフィックカード | 1GB以下 |
ソフトやアプリなど | 数十GBまで可能 |
ソフトウェア キャッシュ | 数十GBまで可能 |
ユーザーデータ | 使用によって違います。数十GBまで可能 |
二、cドライブ容量を確認する方法
ローカルディスクはどこ?
デスクトップに「コンピュータ」アイコンを開くと、「ローカルディスク(C:)」があります。ですが、必ずローカルディスクと書いてるわけではないので、その他の名前になっている場合もあります。名前が「○○(C:)」と書いている場合(最後にC:が付けている場合)、そのCドライブがローカルディスクと見ても大丈夫です。
パソコンの容量を確認する方法
windowsパソコンは使っているうちに、cドライブがだんだん膨らみ、容量が減っていきます。システムが正常に動作するため、最低限の空き領域を確保しないといけません。って、どうやってcドライブの容量を確認しますか?
方法1 設定から確認します
「設定」-「システム」-「記憶域」を順にクリックして、ローカルストレージを確認できます。
方法2 エクスプローラーから確認します
Win+Eキーを同時に押して、エクスプローラーが開かれ、cドライブの容量が確認できます。
方法3 確認コマンドから確認します
①検索ボックスから「cmd」を入力して、コマンドを右クリックし、「管理者権限で実行しる」を選択します。
②fsutil volume diskfree c:を入力して、「Enter」を押して、cドライブの容量が確認できます。
ご注意:この方法でcドライブの容量を確認するには、管理者権限が必要です。
windowsパソコンは使っているうちに、cドライブのデータがだんだん膨らみ、容量も減っていきます。通常から言うと、cドライブ容量の目安は大きければ大きいほどいい。最低限として、Windows10である場合、60GBが必要で、Windows11の場合は、100~120GBがおすすめです。
cドライブ容量容量を増やす方法
PCのcドライブ容量を空けるには、以下の方法があります。
1.不要なものを削除する
①不要なファイルやフォルダーを削除する
②不要なアプリやプログラムをアンインストールする
③PCのキャッシュを削除する
④一時ファイルを削除する
⑤古いWindowsインストールファイルを削除する
⑥復元ポイントを削除する
2.ディスクのクリーンアップ
3.移動できるものを移動する
4.ハードウェアで何とかする
次に、それぞれ詳しく何をすればいいのか見ていきましょう。
三、不要なものを削除する
Cドライブ何を消していい?
Windowsシステムよくある大きいファイルとフォルダ、そして削除できるかできないかは以下のようです。cドライブの何を消せばいいか分からない方はご参考に。
ファイル・フォルダ名 |
パス |
用途 |
削除可否 |
winsxs |
システム |
✖ 不可 |
|
Windows |
C:\Windows |
システムが正常に動かすため必要なファイル |
△ 慎重に対応必要 |
Windowsフォルダー内の「$」を始め/終了するファイル |
C:\Windows内 |
システムをインストールした後の一時ファイル |
✔ 削除可 |
LogFilesフォルダー |
C:\Windows\Logs |
システムログファイル |
✔ 削除可 |
dllcacheフォルダー |
C:\Windows\system32\dllcache |
ダイナミックリンクライブラリ |
✔ 必要なものをバックアップした後、削除可 |
ダウンロードファイル |
C:\Windows\SoftwareDistribution\download |
ダウンロードしたファイル |
✔ 必要なものをバックアップした後、削除可 |
AMDフォルダー |
AMD製品関連のアップデートファイル |
△ 削除しないようおすすめします |
|
Drivers |
C:\Windows\Driver Cache |
シフテムドライバが保存されている場所 |
△ 削除しないようおすすめします |
Prefetchフォルダー |
C:\Windows\Prefetch |
事前読み込み用 |
✔ 定期的に削除必要 |
Backupフォルダー |
バックアップ用 |
✔ 削除可 |
|
Tempフォルダー |
C:\Windows\Temp\ |
一時ファイル |
✔ 削除可 |
AppDataフォルダー |
C:\Users\ユーザー名\AppData |
ソフトのデータ |
△ 慎重に対応必要 |
AppData\Localフォルダー |
C:\Users\ユーザー名\AppData\Local |
ソフトウェアとキャッシュ |
✔ 必要なものをバックアップした後、削除可 |
INetCacheフォルダー |
C:\Users\ユーザー名\AppData\Local\Microsoft\Windows\INetCache |
インターネット一時ファイル |
✔ 削除可 |
Historyフォルダー |
C:\Users\ユーザー名\AppData\Local\Microsoft\Windows\History |
ネットサーフィンの履歴 |
✔ 削除可 |
Helpフォルダー |
システム問題を解決するためのファイル |
✔ 削除可 |
削除しても大丈夫ファイルが分た後、次に、それぞれの不要なものを削除して、PCの容量を増やす方法を見ていきましょう。
1.不要なファイルやフォルダーを削除する
普段では、Cドライブがシステムドライブであり、容量が少なければ、パソコンの動作が遅くなります。そのゆえ、ファイルをCドライブに保存しないようおすすめします。
デフォルトでCドライブに保存されていて、削除しても大丈夫ものは定期的に削除した方がいいです。
デスクトップに保存しているファイルがCドライブに保存されています。Cドライブの容量が不足しているなら、デスクトップのファイルを確認して。
また、ゴミ箱の中のファイルもCドライブの容量を占めていますので、定期的に削除することをおすすめします。
2.不要なアプリやプログラムをアンインストールする
アプリやプログラムをインストールする時、デフォルトでCドライブにインストールされます。もう使わないアプリなら、削除することで、PCの容量を増やす方法の1つです。
操作も簡単です。
winキーを押して、スタートメニューに不要なアプリのアイコンも右クリックして、「アンインストール」をクリックすると、アンインストールができます。
3.PCのキャッシュを削除する
キャッシュとはパソコンが使っているうちに一時的に保存されているもののことです。windows10PCのキャッシュクリアでCドライブの容量を増やすこともできます。
4.一時ファイルを削除する
ファイルを変更、新規作成などする時に、一時ファイルが作成されます。一時ファイルは削除しても大丈夫です。
ステップ1:winキー+「i」キーを同時に押して、「設定」を開きます。
ステップ2:「システム」-「記憶域」-「一時ファイル」を順番にクリックします。
ステップ3:「ファイルの削除」ボタンをクリックすればokです。
5.古いWindowsインストールファイルを削除する
Windows更新がオンにしていると、更新がある場合、自動でダウンロードします。更新した後、古いインストールファイルは不要で、削除してパソコンの容量を増やすことができます。
古いwindowsインストールファイルを削除する方法は、マイクロソフト公式サイトを参考にしてください。
6.復元ポイントを削除する
windows10パソコンにもしものトラブルがある場合、復元することで問題が修正できる場合があります。復元するには復元ポイントは不可欠です。復元ポイントは最新のものを残して、古い復元ポイントを削除しても大丈夫です。
操作は以下です。
ステップ1.スタートメニューの歯車アイコンをクリックして、「設定」を開きます。
ステップ2.「システム」-「詳細情報」-「システムの保護」を順にクリックします。
ステップ3.「システムの保護」タブで、Cドライブを選択し、「構成」をクリックします。
ステップ4.「削除」をクリックすれば、削除ができます。
ご注意:パソコンに必要なファイルとデータが削除されたら、PCが正常に動けないリスクがあるので、あくまでも自己責任で削除操作を行ってください。
四、クリーンアップ
ディスクのクリーンアップとはディスクを掃除することです。windowsパソコンが使えば使うほどシステムログ、アップデートファイル、バックアップなどファイルが溜まっていて、ドライブの空き容量を減らし、いずれ不足になってしまいます。
ディスクのクリーンアップでwindows cドライブの容量を増やすことができます。続いて、クリーンアップの方法をみっていきましょう。
1. 1クリックでパソコンをクリーンアップするサードパーティーツール
市場にはAdvanced SystemCare、ccleanerなど、たくさんのクリーンアップするソフトがあります。今回はスマートモードがあり、一番使いやすいAdvanced SystemCareを紹介します。
Advanced SystemCareはジャンクファイルクリーン、レジストリクリーン、スパイウェア除去、ディスク最適化、インターネットブーストなどをクリーンアップできます。一番お気に入りなのは、スマートにスキャンやクリーンアップできる「AIモード」です。
パソコンの初心者なら、cドライブの何が消していいものかがよく分からない。AIモードがあるから、パソコンの初心者も簡単にcドライブをクリーンアップできます。操作も簡単です。
①Advanced SystemCareを無料ダウンロードし、インストールします。
2. cドライブのディスククリーンアップ
ディスククリーンアップとはwindowsパソコンが搭載するユーティリティーの一種で、ディスクに不要なファイルを削除か圧縮する機能のことです。ディスククリーンアップでcドライブの容量不足を解消することができます。
やり方は下記のようです。
①検索ボックスに「ディスククリーンアップ」を入力して、出てきた結果から「ディスククリーンアップ」を選択します。
②cドライブを選択して、「ok」をクリックします。
③削除するファイルのチェックを入れて、「ok」をクリックすれば完了です。
3. cドライブをデフラグ
デフラグとはdefragmentation(デフラグメンテーション)の略語で、ディスクの断片化を解消することを指しています。本来、データがディスクに隣接した場所に書き込むはずですが、ファイルの削除などにより、ディスクの空き領域がバラバラになり、新しくデータを書き込む時は、その隙間にデータが書き込まれます。このようなディスクにバラバラに分散されて、ファイルを書き込むことが断片化といいます。
デフラグはバラバラに書き込んでいるファイルを同じ場所に整理できるので、cドライブの容量増やすには少し効果があります。
4. 仮想メモリーをOFFにします
winodwsシステムの仮想メモリーはデフォルトでcドライブに実装されます。通常では、数GBの容量を占めています。仮想メモリーをOFFにするか、別のドライブに移動するかは、cドライブの容量を増やせます。
方法は下記です。
①winキーを押して、「コントロールパネル」を入力して、enterを押します。出てきた結果からコントロールパネルを開きます。
②「システム」-「詳細情報」-「システムの詳細設定」を選択し、システムプロパティを開きます。
③「詳細設定」-「設定」を選択して、パフォーマンスオプションを開きます。
④「詳細設定」-「変更」をクリックして、仮想メモリの設定変更画面を開きます。
⑤「すべてのドライブのページングファイルのサイズを自動的に管理する」のチェックをはずして、dドライブを選び、「ページングファイルなし」を選択して、「OK」をクリックします。
仮想メモリーをOFFにすることはwindows使用中書き込みの回数を減らすことができるため、SSDドライブにとって積極的な効果があります。ですが、RAMの容量が少ない場合、仮想メモリーをOFFにしないようおすすめします。
5. パーティションツールでcドライブ容量を拡張する
Windows10の「ディスクの管理」でcドライブの容量を増やすことができると、よく見えますが。実は、Dドライブの容量を縮小しても、DがCの後継文字なので、実際には、Cドライブの空き容量を増やせません。
また、パーティションツールでCドライブの領域を拡張できますが、システムに不安定をもたらしたリスクがありますので、こちらもおすすめしません。
五、移動できるものは別のドライブに移す
1. アプリをCドライブではなく、Dドライブにインストールする
ソフトウェアインストールする時、デフォルトでCドライブにインストールされることが多いです。ですが、パソコンにインストールしたアプリの数が多ければ多いほど、Cドライブの容量を占めて、不足になるのも時間の問題です。
そのため、ソフトをDドライブにインストールするのも、Cドライブ容量を空けることができます。万が一何かがあっても、パソコンを再インストールしたとしても、Dドライブのデータが削除されないので、一石二鳥とも言われます。
通常なら、ソフトをインストールする時、「カスタマイズ」をクリックして、インストールパスの始まりの「C」を「D」に変更して、インストールを進めばいいです。
アプリだけでなく、動画などの大きな容量を占めるファイルもDドライブに移動したり、クラウドに保存したりすることで、Cドライブの容量不足問題も解消できます。ビジネスにも個人にも最適な広告なしの動画配信・共有サービスで、Cドライブの容量を解放する>>
2. デスクトップ&ダウンロード フォルダーのパスを変更する
WindowsパソコンがデフォルトでデスクトップやダウンロードなどがCドライブにフォルダーを作成されています。また、デスクトップにファイルや資料などを保存する人も多いでしょう。パソコンに何かトラブルが発生した場合、デスクトップのデータが紛失しやすいし、Cドライブ容量不足の原因にもなります。
デスクトップフォルダーのパスを変更するでCドライブの容量を増やすことができます。
手順は以下です。
①win+Eを同時に押して、「デスクトップ」を右クリックして、「プロパティ」を選択します。
②「場所」タグで、パスの「C」を「D」に変更して、「適用」をクリックするとOKです。
3. CドライブのデータをDドライブに移動する
CドライブのデータをDドライブに移動することも、Cドライブの容量を増やす1つの手法です。操作は以下です。
①win+Iを押して、「設定」を開きます。
②「記憶域」-「新しいコンテンツの保存先を変更する」を選択し、保存先をDドライブに変更して、適用をクリックすれば完了です。
4. 外付けハードドライブやインターネットディスクを使う
上記全てを試して、Cドライブの容量が減らない場合は、ローカルのデータを外付けハードドライブやインターネットディスクに移動して、Cドライブの容量を増やすこともできます。
外付けHDDのおすすめランキングはこちらの記事をご参考に。
六、windowsを再インストールする
どうしてもCドライブ容量を増やせない場合は、Windowsシステム問題の究極解決方法、再インストールすることがお役にたちます。
方法はMicrosoftの公式サイトをご参考ください。
ただし、再インストールしたら、Cドライブの容量は空けますが、Cドライブに保存したデータが全てなくなりますので、必ずバックアップをとってから操作を行うことをおすすめします。
まとめ
Cドライブ容量が足りないなら、
・一時ファイルやキャッシュなどの残存ファイル・ゴミファイル
・レジストリの膨大化
・システム設定の問題
・ウィルス
などがwindowsパソコンCドライブ容量不足の原因の一部です。それぞれに対して、本記事でCドライブ容量不足時の対処方法を紹介しました。いかがでしょうか?お役にたつなら、SNSにシェアしてもらえると嬉しです。
また、先程紹介した1クリックてパソコンをクリーンアップできるツールAdvanced SystemCareがキャンペーン中です。こちらもお見逃さないで!