パソコンを長く使用していると、一時ファイルやキャッシュ、不要になったダウンロードファイルなどが蓄積し、ストレージの空き容量を圧迫することがあります。
しかし、「どのファイルが不要なのかわからない」「重要なデータまで削除してしまいそう」と不安に感じる方もいるでしょう。
IObitこの記事では、Windows 10/11で不要なファイルを確認・削除する方法を初心者向けに解説します。Windowsの標準機能を使った方法から、不要なファイルをまとめて整理する方法まで紹介するので、不要なデータを安全に整理したい方は参考にしてください。
パソコンの不要なファイルがわからない?まず確認したいデータ
不要なファイルとは、使い終わった後も削除されずに残り、ディスク容量を圧迫するデータのことです。インターネットの閲覧やアプリの使用、Windowsアップデートなどの際に自動的に作成され、知らないうちに溜まってパソコンを重くしてしまいます。そのため、定期的に削除することが必要です。
ただし、消す際には、削除していいファイルと削除してはいけないファイルを見分ける必要があります。以下では、それぞれの代表例を紹介します。
削除OKファイル
以下のファイルは、必要に応じて削除することで、ストレージ容量を増やし、パソコンの動作を改善できます。
| 項目 | 内容 |
| 一時ファイル/キャッシュ | ソフト動作中に生成されるのキャッシュ |
| 古いバックアップファイル | 最新版がある場合の過去バックアップ |
| ダウンロードファイル | 使用済みや重複したファイル |
| 未使用のソフトウェア | 長期間未使用のソフトとインストールファイル |
| ログファイル | システムやソフトの記録データ |
| 破損・不要ファイル | 開けない・不要になったファイル |
削除NGファイル
以下のファイルはシステムに重要な影響を与えるため、削除しないように注意してください。
| 項目 | 内容 |
| Windowsフォルダー(C:\Windows) | システムファイルを保存している重要フォルダー |
| Program Files/Program Files (x86) | システムやソフトの動作に必要なフォルダ |
ユーザーフォルダー(Users) |
個人データや設定の保存先 |
| System32フォルダー | システムに必須のファイルを含む |
| System Volume Information | 復元ポイントや検索インデックスを保存している |
| Windows ESDインストールファイル | PCのリセット機能に必要なデータ |
手動でWindows10/11で不要なファイルを削除する方法
不要なファイルと削除してはいけないファイルについて理解したところで、次に具体的な削除方法を紹介します。ただし、不要なファイルを削除する前に、いくつか注意点があります。
削除前に、ファイルが本当に不要かを必ず確認する
重要なデータは事前にバックアップを取っておく
作業中のファイルはすべて保存する
起動中のアプリは事前に閉じておく
ごみ箱を経由せずにファイルを直接・完全に削除する
通常、Windowsで削除したファイルは「ごみ箱」に一時保管されます。しかし、確実に不要なファイルや、ごみ箱が破損して削除できない場合は、ショートカットキーを使って直接・完全に削除することで、ストレージ容量をすぐに解放できます。
Step1.消したいファイルまたはフォルダを選択します。
Step2.キーボードのShift+Deleteキーを押します。
Step3.「このファイルを完全に削除しますか?」という確認メッセージが表示されるので、「はい」 を選択します。
Windowsのディスククリーンアップで不要なファイルを削除する
ディスクのクリーンアップとは、Windowsに標準で搭載されている、ストレージの空き容量を増やすための機能です。パソコンを使っているうちに自然と溜まったゴミファイルを安全にスキャンして、一括で消してくれます。Windows10/11でディスクのクリーンアップを行う手順は以下の通りです。
Step1.スタートアイコンをクリックして「エクスプローラー」を選択して、画面左側のナビゲーションウィンドウから「PC」をクリックします。

Windows10
Step2.ディスククリーンアップを行うドライブを選択し「ドライブツール」タブをクリックし、「管理」グループの「クリーンアップ」をクリックします。

Windows11
Step2.ディスククリーンアップを行うドライブをクリックし、画面上部メニューから「…」をクリックして、表示された一覧から「クリーンアップ」をクリックします。

Step3.「ディスク クリーンアップ」が表示されたら、空き領域を計算するので、しばらく待ちます。

Step4.「削除するファイル」内の消したくない項目のチェックを外し「OK」をクリックします。

不要な一時ファイルをクリーンアップする
アプリやシステムの動作中には、一時的なデータやキャッシュファイルが自動的に作成されます。これらのファイルは通常、自動的に削除されますが、残ってしまう場合もあり、ストレージ容量を圧迫する原因になります。
そのため、定期的に一時ファイルを削除することが重要です。ここからは、具体的な削除手順について解説します。
Step1.スタートアイコンをクリックして、「設置」→「システム」の順にクリックします。

Step2.「ストレージ」を選択して「一時ファイル」をクリックします。

Step3.「一時ファイル」が開いたら削除したいデータにチェックを入れ「ファイルの削除」をクリックしてください。

アンインストール後の不要なファイルを削除する
Windowsでは、不要なアプリをアンインストールしても、関連するファイルやデータが残る場合があります。これらのゴミファイルを手動で探すのが難しいため、専用ツールの活用がおすすめです。
特にIObit Uninstallerなどのツールを使えば、アンインストール後に残ったゴミファイルを自動で検出し、1クリックで完全に削除できます。手動でフォルダを一つずつ確認する手間を省き、確実に空き容量を確保したい場合に非常に便利です。

ブラウザの不要なキャッシュファイルを削除する
Google Chrome
Step1.Chromeを開いて、右上のその他アイコンをクリックして、「閲覧履歴データを削除...」を選択します。

Step2.期間と消したい情報のファイルを選択して「データを削除」をクリックしてブラウザの不要なキャッシュファイルを削除できます。

Microsoft Edge
Step1.Microsoft Edgeを開いて、右上の「設定など」をクリックして「閲覧データの削除」を選択します。

Step2.表示された画面で時間の範囲と削除したいファイルを選択して「今すぐクリア」をクリックします。

Mozilla Firefox
Step1.Firefoxを開いて、右上のメニューボタンをクリックして、「履歴」→「最近の履歴を削去...」を選択します。

Step2.表示された画面で時間と消したいファイルを選択して「削去」をクリックします。

「hiberfil.sys」を削除してパソコンの空き容量を増やす
「hiberfil.sys」は、Windowsの休止状態で使用されるファイルで、メモリ内容を保存するためにCドライブに作成されます。サイズが大きく(数GB〜10GB以上)、休止状態を使っていない場合は不要なファイルです。削除することで、ストレージの空き容量を大きく増やせます。
Step1.スタートメニューで「cmd」と検索し、「コマンドプロンプト」で「管理者として実行」をクリックします。

Step2.「powercfg.exe /hibernate off」のコマンドを入力して、Enterキーを押します。これで、休止状態が無効になります。

注意:普段からパソコンの休止状態を使用している場合は、この方法でクリーンアップは推奨されません。
隠しファイルを表示して不要なデータを削除する
Windowsの標準設定では、システムに影響を与える重要なデータが誤って消されないよう、一部のフォルダやファイルが「隠しファイル」として非表示になっています。しかし、アプリのログや一時キャッシュがこれらの中に蓄積され、ストレージを圧迫することがあります。
隠しファイルを表示する方法
Windows10
エクスプローラーの [表示] → [隠しファイル] にチェックを入れます。
Windows11
エクスプローラー上部の [表示] → [表示] → [隠しファイル] にチェックを入れます。
隠しファイルを削除する方法
注意:隠しファイルにはシステム動作に必要な重要データも含まれます。用途が不明なファイルや「Windows」フォルダ内のデータは絶対に削除しないでください。 誤って削除すると、PCが起動しなくなる恐れがあります。
ここでは、安全に削除可能なシステムの一時ファイルに絞って解説します。
Step1.隠しファイルが表示されたら、「C:\Users\ユーザー名\AppData\Local\Temp」フォルダを開きます。
Step2.アプリが作成した古い一時ファイルや、不要な隠しファイルを選択します。
Step3.右クリックして「削除」をクリックします。
自動的にWindows10/11で不要なファイルを削除する方法
手動でWindowsのジャンクファイルを消すのが面倒、または判断に迷う場合は、以下の2つの自動的に削除する方法を試してみましょう。より効率的かつ安全に不要ファイルをクリーンアップできます。
ストレージセンサーによる不要なファイルの自動削除
ストレージセンサーは、Windows 10/11に標準搭載されている機能で、一時ファイルやごみ箱内のデータを自動的に削除して、ストレージの空き容量を確保できます。ストレージセンサーを有効にする手順は以下の通りです。
Step1.スタートアイコンをクリックして表示されたメニューから「設定」を選択します。

Step2.表示された画面から「システム」をクリックして、「ストレージ」を選択してストレージセンサーをオンにします。

Step3.「ストレージセンサーを構成するか、今すぐ実行する」をクリックして自分のニーズに応じて、ストレージセンサーを実行するタイミングなどを設定できます。

専用アプリを利用して簡単に不要なファイルを削除する
Windows 10/11から不要なファイルを削除するには、1つずつ探して消すには、難しいし、間違って重要なファイルまで誤って削除してしまうと、不具合につながる恐れもあります。特にパソコンに詳しくない場合は、危険性があるといえるでしょう。そんなときは、専用のクリーンアップツール - Advanced SystemCareをおすすめします。
このアプリを使えば、1クリックだけで、不要ファイルを自動検出・削除でき、手間なく安全にPCをクリーンアップできます。
主な機能:
一時ファイル、重複ファイル、ごみ箱、不要なレジストリをまとめて削除
ブラウザ(Chrome/Firefox/IEなど)のキャッシュや履歴もクリーンアップ
大容量ファイルや重複ファイルの整理にも対応
自動クリーンアップ機能で常に快適な状態を維持
ディスク最適化でPCのパフォーマンスを向上
初心者でも直感的に操作できる使いやすいUI
Step1.まず、Advanced SystemCareをダウンロード&インストールして起動します。
Step2.ブラウザ履歴、キャッシュ、Windowsでの不要なファイル、レジストリなどを消したいには、「プライバシースイープ」「ジャングルファイルクリーン」「レジストリクリーン」「レジストリデフラグ」をクリックしてください。

不要ファイルの削除だけでなく、セキュリティ強化や脆弱性の修復、ネット高速化などをまとめて最適化したい場合は、「全選択」がおすすめです。
※一部機能はPro版で利用可能です。
Step3.削除できるゴミファイルを検出して、「修復」をクリックしたら削除できます。詳細な削除できるファイルを確認したいなら、右側の項目をクリックして確認してください。

もし大容量ファイル、重複ファイル、空きフォルダーを消したいなら、画面右上にあるツールボックスをクリックして、「大容量ファイルファインダー」「重複ファイルスキャンナー」「空きフォルダースキャンナー」などを1ずつ選択して削除してください。
PC・Windowsの容量を減らして空き容量を増やす方法
パソコンの空き容量を増やしたい場合は、不要なファイルを削除するだけでなく、使用していないアプリや大容量ファイルを整理することも効果的です。
また、すぐに削除する必要がない写真や動画などは、外付けストレージやクラウドストレージへ移動することで、PC内のストレージ使用量を減らせます。
ここでは、Windows 10/11でパソコンの容量を減らし、空き容量を増やすための代表的な方法を紹介します。
不要なファイルを削除する
Windowsの一時ファイル、不要なダウンロードファイル、ブラウザのキャッシュ、ごみ箱に残っているファイルなどを整理すると、ストレージの空き容量を増やせます。
特に、長期間使用しているパソコンでは、不要になったファイルが少しずつ蓄積している場合があります。
すでに紹介したディスク クリーンアップやWindowsの「一時ファイル」機能を利用して、不要なデータを確認・削除しましょう。
不要なアプリをアンインストールする
使用していないアプリやゲームも、パソコンのストレージを消費します。
「設定」→「アプリ」→「インストールされているアプリ」から、現在使用していないアプリを確認し、不要なものをアンインストールしましょう。
特に容量の大きいゲームや動画編集ソフトなどを削除すると、まとまった空き容量を確保できる場合があります。
ただし、用途がわからないWindowsのシステム関連アプリは、安易にアンインストールしないよう注意してください。
大容量ファイルを整理する
写真、動画、音楽、圧縮ファイルなどの大容量データが大量に保存されていると、パソコンの空き容量が少なくなる原因になります。
不要になったファイルを削除するほか、現在使用していない大容量ファイルを別の場所へ移動する方法もあります。
Windowsの「記憶域」からストレージの使用状況を確認すると、どの種類のデータが容量を多く使用しているのかを把握できます。
H3:ファイルを外部ストレージやクラウドに移動する
すぐに削除する必要はないものの、PC内に保存しておく必要がないファイルは、外付けHDD・SSDやUSBメモリ、クラウドストレージなどへ移動する方法があります。
特に写真や動画など容量の大きいファイルを移動すれば、PC本体のストレージ使用量を減らし、空き容量を増やすことができます。
ただし、ファイルを移動した後は、外部ストレージやクラウド側で正常に保存されていることを確認してからPC側の元ファイルを削除してください。
H2:不要なファイルを削除するときの注意点
不要なファイルを削除する際は、次の点に注意してください。
必要なファイルを先にバックアップする
写真や動画、仕事用の文書など、重要なデータは削除前に外付けストレージやクラウドなどへバックアップしておきましょう。
システムファイルを手動で削除しない
用途がわからないWindowsのシステムファイルやフォルダーは、自己判断で削除しないことをおすすめします。
「ダウンロード」フォルダーを確認する
不要なファイルを整理する際、ダウンロードフォルダー内のデータも確認しましょう。ただし、まだ使用しているファイルを誤って削除しないよう注意してください。
削除後はごみ箱も確認する
通常の削除ではファイルがごみ箱に移動するため、すぐにストレージ容量が大きく変わらない場合があります。
不要なファイルであることを確認したうえで、ごみ箱も整理しましょう。
不要なファイルを削除しても空き容量が少ない場合は?
不要なファイルを削除してもストレージの空き容量が十分に増えない場合は、不要なファイル以外のデータが容量を占有している可能性があります。
例えば、大容量の動画や写真、インストール済みのアプリ、ゲームなどが大量に保存されているケースがあります。
「ディスク領域不足」というメッセージが頻繁に表示される場合や、Cドライブの空き容量の状況を確認したい場合、またはジャンクファイル削除後に空き容量が増えたかを確認したい場合は、以下の方法で簡単にチェックできます。
Step1.スタートアイコンをクリックして「エクスプローラー」を選択します。
Step2.エクスプローラーが表示されたら、「PC」下の「ローカル ディスク (C:)」を見つけてください。

Step3.Cドライブを右クリックして「プロパティ」を選択すると、空き容量を確認できます。

使用領域と空き領域は数値やグラフで表示され、使用容量が大きいほどパソコンの動作が重くなる傾向があります。
Cドライブが原因不明で容量不足になっているなら、Cドライブの空き容量を増やす方法一覧がお役に立ちます。
よくある質問(FAQ)
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Q1. パソコンの不要なファイルを削除しても大丈夫ですか?
一時ファイルや不要になったキャッシュ、不要なダウンロードファイルなどは、内容を確認したうえで削除できます。ただし、用途がわからないシステムファイルや重要なデータは、安易に削除しないようにしてください。
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Q2. Windowsの一時ファイルを削除しても問題ありませんか?
Windowsの設定から削除対象として表示される一時ファイルは、基本的に不要なデータを整理するために利用できます。ただし、削除前に対象項目を確認することをおすすめします。
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Q3. 不要なファイルを削除したのに容量が増えないのはなぜですか?
削除したファイルがごみ箱に残っている、または大容量のアプリや動画、写真などがストレージを占有している可能性があります。ごみ箱やストレージの使用状況も確認してください。
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Q4. Windows 10/11で不要なファイルをまとめて削除できますか?
はい。ディスク クリーンアップやストレージ センサーなどのWindows標準機能を利用できます。また、専用のPCクリーナーを利用して不要なデータをまとめて確認する方法もあります。
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Q5. 不要なファイルを削除するとパソコンは軽くなりますか?
ストレージの空き容量が少ない場合、不要なファイルを整理することで空き容量を確保できます。ただし、PCの動作が遅い原因はストレージ以外にもあるため、不要なファイルの削除だけで必ず動作が改善するとは限りません。
まとめ
以上はWindows 10/11の不要ファイルの削除方法です。もしPCの空き容量を増やして不要なファイルを消するには、ぜひこの記事に載っている方法を利用してください。もし時間と手間を節約したいし、間違って重要なファイルを消したくないなら、ぜひAdvanced SystemCareを利用して不要なファイルを削除してみましょう!

