グラフィックドライバを更新することで、バグ(ゲーミング画面がおかしいなど)を修正でき、GPUの性能を更なる発揮することができます。
でもグラフィックドライバの更新は実際面倒なことです。その理由は後で述べます。
本記事では違うメーカーのグラフィックドライバを更新する方法を1記事にまとめて、それぞれ紹介します。グラボドライバ更新しようとする方は参考にしてください。
「グラフィックドライバ」とは、簡単に言うと、ディスプレをOSによって制御するために用意されたプログラムのことです。グラボドライバ、グラフィックボードドライバ、ビデオカードドライバを呼ばれることもあります。
グラフィックドライバはメーカーにより異なります。間違ったドライバをダウンロードしたとしても、インストールが続行できません。
そのため、グラボドライバをアップデートには、まずは開発元とOSの種類を確認が必要で、その次にそれぞれの開発元の公式サイトへアクセスしたり、それぞれの公式アプリを使ったりして、正しいドライバを見つけ出してダウンロードしてインストールするのが、通常の流れです。この一連の操作はパソコンの初心者はともかく、誰にとっても面倒なことでしょう。
本記事では違うメーカーのグラフィックドライバを更新する方法を1記事にまとめて、それぞれ紹介します。グラボドライバ更新しようとする方は参考にしてください。
グラフィックドライバ更新の一番手軽な方法
そうです。一番簡単なのは専門的なドライバを更新・管理できるソフトを使うことです。
ドライバを一括更新できるソフト「Driver Booster」をおすすめします。Driver Boosterを使うと、ドライバを更新するだけではなく、バックアップして復元もできるので、非常に安心です。
「Driver Booster」でグラボドライバを更新する手順は以下です:
ステップ1 Driver Boosterを無料ダウンロードして、インストールします。
ステップ2 起動して、インターネットフェスにある丸い赤「スキャン」ボタンをクリックします。すると、パソコンのドライバ状態をスキャンします。
ステップ3 スキャンが終わった後、更新できるドライバが一覧されます。グラフィックドライバの右側にある更新ボタンをクリックだけで完了です。
パソコン画面が黒いから、グラフィックドライバーを更新しようとする方は、パソコン画面が黒いままの時の対処法を参考にしてください。
グラフィックの型番を確認する方法
先程も紹介したように、グラボドライバはメーカーにより違います。また、マザーボードに搭載するグラフィックスボードもあるに、外付けグラボもあります。なので、グラフィックドライバを更新するには、先ずは、グラフィックスボードの型番を確認しておいた方がいいです。
※方法はいくつかもありますが、好きな方で進めて行きましょう。既にグラフィックの型番を分かっているなら、このままグラフィックドライバを更新する方法へ。
方法1 コンピュータの「管理」ツールから確認する
ステップ1 デスクトップのPCアイコンを右クリックして、「管理」をクリックします。
ステップ2 「デバイス マネージャー」をクリックして、右側の「ディスプレイ アダプター」の矢印マークのクリックして、下パネルを展開すると、グラフィックの型番を確認できます。
方法2 「設定」から確認する
ステップ1 「Win」+「i」キーを同時におして、「設定」を開きます。
ステップ2 「システム」-「ディスプレイ」-「ディスプレイの詳細設定」を順に選択して、詳細設定画面でグラフィックボードの型番も確認できます。
方法3 「システム情報」で確認する
ステップ1 「スタート」をクリックして、「Windows 管理ツール」を展開します。
ステップ2 「システム情報」を選択します。
ステップ3 「コンポーネント」を展開して、「ディスプレイ」をクリックすると、右側で確認できます。
方法4 DirectX診断ツールで確認する
ステップ1 「Win」+「R」キーを同時におして、「dxdiag」と入力し、OK をクリックします。
ステップ2 DirectX診断ツールが開きます。「ディスプレイ」タブをクリックして、グラフィックボードの型番と製造元を確認できます。
Nvidia GeForceドライバを更新する方法
ゲーミングする方がよく使う外付けのグラフィックカードNvidia GeForceのドライバを更新する方法を3つ紹介します。
1. GeForce Experienceでグラボドライバを更新する
Nvidiaのグラフィックスカードを搭載するPCなら、通常「GeForce Experience」というプログラムがプレインストールされています。
ステップ1 スタートメニューから「GeForce Experience」を開きます。
※GeForce Experienceを使うには、ログインが必要です。アカウントが持っていないなら、先にアカウントを作成することをおすすめします。
ステップ2 右上の「更新プログラムの確認」を選択します。
※右の縦三点のアイコンをクリックすると、ドライバの設定を選択できます。選択できるドライバが主に2種類です。
Game Ready ドライバーと Nvidia Studio ドライバーの違いは何ですか?
GeForce Game Ready ドライバー(GRD)
メインにゲーミング用のPC向けのNvidiaグラフィックドライバです。画面の「精度」と「速度」を重視しています。
Studio ドライバー(SD)
動画編集やCGレンダリングなどクリエイティブ系のアプリケーションの最適化を重視し、動作検証も済んだのもです。
簡単に理解しますと、用途別で区別するといいと思います。
Game Ready ドライバーはゲームプレイヤー向けで、Nvidia Studio ドライバーは特定のアプリケーションの最適化を重視しており、クリエイター向けのものです。
GeForce Experienceの料金はいくらですか?
GeForce Experienceは無料です。よくドライバを更新する必要な方なら、PCにインストールしておく方が便利です。
2. Nvidia公式サイトからGeForceドライバを更新する方法
「GeForce Experience」がインストールされていない場合は、公式サイトから手動検索してグラフィックドライバを更新できます。
ドライバーの手動検索できるNvidiaの公式サイト:https://www.nvidia.com/ja-jp/geforce/drivers/
※「GeForce Experience」 をダウンロードすることもできます。
ステップ1 下記画像の赤い枠で囲まれている部分に、グラボの種類やシリーズなどを選択して、「検索開始」をクリックします。
ステップ2 検索が終わった後、検索結果が一覧されます。ドライバのバージョンとリリース日などの情報を確認できます。
ステップ3 「ダウンロード」をクリックして、詳細ページへ移動されます。そこの「今すぐダウンロード」をクリックして、ダウンロードが開始します。
ステップ4 アカウント制御通知ウィンドウが表示され、「はい」を選択します。
ステップ5 インストール先はデフォルトのままで、「ok」をクリックします。
ステップ6 GeForceドライバの更新のみ求めていて、「GeForce Experience」をインストールしたくない場合は、「Nvidia グラフィックス ドライバー」を選択して、「同意して続行する」をクリックします。
※お使いのグラフィックス ボードがNvidia GeForceではない場合は、下記のようなエラーが表示されます。この場合は、グラフィックの型番を確認してからドライバのアップデートをしましょう。
Nvidia GeForceをダウングレードする方法
グラフィックスドライバが必ず最新なものがいいわけではありません。グラフィックスドライバを更新した後に、ゲームがクラッシュしたり、パソコン画面がフリーズしたりする問題が発生した場合もあります。ゆえに、もしNvidia GeForceグラフィックドライバを更新した後、上記のような問題が発生た場合、Nvidia GeForceドライバのダウングレードをおすすめします。
ダウングレードする手順は以下です。
ステップ1 NVIDIAの公式ページへアクセスします。
ステップ2 右上にある「ドライバー」ボタンをクリックします。
ステップ3 「ベータドライバ & 過去のドライバ」をクリックします。
ステップ4 ドライバーの型番などを選択して、「探す」をクリックします。型番を確認する方法。
GeForce Experienceでゲーム画面を録画できない方は、GeForce Experienceで録画できない時の対処法7選をご参考に。
AMDを更新する方法
AMDも有名なグラフィックスカードの製造元です。AMDグラフィックスカードを搭載するパソコンなら、グラフィックドライバーを更新する方法は以下のものとなります。
AMDのグラフィックドライバを更新するのも、直接ダウンロードする専用ツールでの更新と毎回自分でドライバーをダウンロードして更新、この2つの方法あります。
どちにしても、まずは、AMDの公式サイトへアクセスします。
直接ダウンロードする専用ツールで更新する場合
ツールをダウンロードする必要があります。
自分でドライバーをダウンロードして更新する場合
ステップ1 グラフィックスカードの型番を順に選択して、「送信」をクリックします。
ステップ2 システムを選択して、「ダウンロード」をクリックします。
ステップ3 ダウンロードが終了したら、実行してインストールします。
デバイス マネージャーで手動更新する
パソコンが搭載しているグラフィックスカードが外付けのグラフィックスカードであろうと、マザーボードに搭載しているものであろうと、Windowsシステムが搭載するデバイスマネージャーで公式することができます。
操作する手順は以下です。
ステップ1 Windowsの開始ボタンをクリックして、「すべてのアプリ」から「コントロール パネル」を開き、表示方法を「小さいアイコン」に設定し、「デバイス マネージャー」をクリックします。
検索してデバイス マネージャーを開く方法もあります。
タスクバーの検索ボックスに「デバイス マネージャー」を入力して、検索結果のデバイス マネージャーをクリックします。
ステップ2 「ディスプレイ アダプター」をダブルクリックすると、グラフィックスカードが下へ展開します。
ステップ3 グラフィックスカードの右クリックして、「ドライバの更新」を選択します。
ステップ4 ドライバーの検索方法を選択します。普通は「自動的に検索」を選択すれば結構です。
この方法でグラフィックドライバを更新するデメリットは、検索して新しいドライバーを見つからない場合があります。この場合は製造元のサイトへアクセスしてドライバーを探すしかありません。
まとめ
上記では、専用ツールや公式サイトで手動的検索して、グラフィックドライバを更新する方法を紹介しました。
ですが、パソコンはグラフィックドライバのほか、ネットワーク、モニター、プリンター、ビデオカードなど多くのデバイスがあります。しかもいずれもドライバを更新する可能性があります。1つのツールで全てのドライバーを更新できるのが手軽だし、パソコンにも負担をかからないし、理想的だと思います。
どうぞ、私の愛用するドライバ更新ツールを試してみてください。