Windows 11には、OSと一緒にインストールされるアプリや、PCメーカーによってあらかじめ追加されているソフトウェアがあります。普段使わないアプリが多いと、ストレージ容量を消費するだけでなく、バックグラウンドで動作してPCのリソースを使用することもあります。
こうした不要なプリインストールアプリやソフトウェアは、一般に「ブロートウェア」と呼ばれています。
「Windows 11に不要なアプリが多いので削除したい」「プリインストールされたアプリを整理したい」という方も多いのではないでしょうか。
IObitこの記事では、Windows 11のブロートウェアを削除する4つの方法を、初心者でも分かりやすいように詳しく解説します。Windowsの設定から削除する方法に加えて、PowerShellやDISMを使う方法、さらにIObit Uninstallerを使って不要なアプリを簡単に削除する方法も紹介します。
ブロートウェアとは?
ブロートウェア(Bloatware)とは、PCやスマートフォンにあらかじめインストールされているソフトウェアやアプリのことです。
ユーザーによっては必要な場合もありますが、普段まったく使わないアプリが最初からインストールされているケースもあります。
Windows 11では、例えば以下のようなアプリがプリインストールされている場合があります。
Microsoft Clipchamp
Microsoft Teams
Xbox関連アプリ
Solitaireなどのゲーム
OneNote
天気
ニュース
Microsoft To Do
ただし、プリインストールされているからといって、すべてが不要なアプリとは限りません。
Windowsの一部機能に必要なアプリや、ほかのソフトウェアから使用されているコンポーネントもあります。そのため、削除する前に「本当に必要ないアプリなのか」を確認することが重要です。
Windows 11のブロートウェアを削除する4つの方法
Windows 11の不要なアプリやブロートウェアを削除する方法はいくつかあります。
今回は、以下の4つの方法を紹介します。
IObit Uninstallerを使う
Windowsの設定から削除する
PowerShellを使って削除する
DISMを使って削除する
初心者の方には、操作が比較的簡単なWindowsの設定やIObit Uninstallerがおすすめです。
一方、Windowsの標準機能だけでより細かくアプリを管理したい場合は、PowerShellやDISMを利用できます。
方法1:IObit UninstallerでWindows 11のブロートウェアを削除する
Windows 11にインストールされている不要なアプリをまとめて整理したい場合は、IObit Uninstallerを利用する方法があります。
IObit Uninstallerは、インストールされているプログラムやアプリを一覧で確認し、不要になったソフトウェアをアンインストールできるツールです。
特に、通常の方法では削除しにくいソフトウェアや、アンインストール後に残った関連ファイルまで整理したい場合に便利です。
IObit Uninstallerでブロートウェアを削除する手順
Step 1:IObit Uninstallerを公式サイトからダウンロードして、PCにインストールします。
Step 2:インストールが完了したら、IObit Uninstallerを起動します。
Step 3:インストールされているプログラムやアプリの一覧から、不要になったブロートウェアを探します。
Step 4:削除したいアプリを選択し、画面上の「アンインストール」をクリックします。
Step 5:必要に応じて、アンインストール後に残っている関連ファイルやフォルダーなどをスキャンし、不要な残留データを削除します。
IObit Uninstallerでは、通常のアンインストールだけでなく、削除しにくいソフトウェアの強制アンインストールや、アンインストール後に残ったファイルの検出などにも対応しています。
IObit Uninstallerを使うメリット
不要なアプリを一覧から簡単に確認できる
Windowsアプリや一般的なソフトウェアをまとめて管理できる
アンインストール後に残ったファイルを検出できる
削除しにくいソフトウェアの強制アンインストールに対応
アンインストール前に復元ポイントを作成できる
Windows 11/10などに対応
「コマンド操作は苦手だけど、Windows 11の不要なアプリを整理したい」という方には、特に使いやすい方法です。
方法2:Windows 11の「設定」からブロートウェアを削除する
Windows 11には、アプリをアンインストールするための標準機能が用意されています。
通常のデスクトップアプリやMicrosoft Storeからインストールしたアプリなどは、まずこの方法を試してみるとよいでしょう。Microsoft公式でも、Windows 11では「設定 > アプリ > インストールされているアプリ」からアプリをアンインストールできると案内されています。
設定からブロートウェアを削除する手順
Step 1:キーボードで 「Windows」キー+「I」 を押して、「設定」を開きます。
Step 2:左側のメニューから「アプリ」をクリックします。
Step 3:「アプリ」の項目から、「インストールされているアプリ」を選択します。
Step 4:表示されたアプリ一覧から、不要になったアプリを探します。
アプリ名が多い場合は、検索ボックスを利用すると目的のアプリを見つけやすくなります。
Step 5:削除したいアプリの右側にある「…」をクリックします。
Step 6:表示されたメニューから「アンインストール」を選択します。
Step 7:確認画面が表示されたら、画面の指示に従ってアンインストールを完了します。
Microsoftによると、一部のWindows組み込みアプリやプログラムは「設定」からアンインストールできない場合があります。その場合は、別の方法を試す必要があります。
方法3:PowerShellでWindows 11のブロートウェアを削除する
「設定」からアンインストールできないアプリを削除したい場合は、PowerShellを利用する方法があります。
PowerShellではコマンドを使って、現在のユーザーにインストールされているAppxパッケージを確認し、特定のアプリを削除できます。
ただし、PowerShellはWindowsのシステムやアプリを直接操作するため、コマンドの意味が分からない状態で適当にアプリを削除するのは避けてください。
PowerShellでブロートウェアを削除する手順
Step 1:キーボードで 「Windows」キー+「S」 を押し、検索ボックスに「PowerShell」と入力します。
Step 2:検索結果に表示された「PowerShell」を右クリックし、「管理者として実行」を選択します。
Step 3:以下のコマンドを入力して、インストールされているAppxパッケージを一覧表示します。
Get-AppxPackage | Select Name, PackageFullName
一覧の中から、削除したいアプリを探します。
Step 4:対象アプリの名前を確認したら、以下のコマンドを使用します。
Get-AppxPackage *AppName* | Remove-AppxPackage
「AppName」の部分を、削除したいアプリに対応する名前へ置き換えてください。
Step 5:削除が完了したらPowerShellを閉じ、必要に応じてPCを再起動します。
PowerShellを使う際の注意点:
PowerShellは便利ですが、アプリ名やパッケージの役割が分からない場合は削除しないようにしましょう。
Windowsの重要なコンポーネントを誤って削除すると、Windowsの機能やほかのアプリが正常に動作しなくなる可能性があります。元記事でも、機能が分からないアプリやパッケージを削除しないよう注意しています。
方法4:DISMを使ってWindows 11のブロートウェアを削除する
もう一つの方法として、Windowsに標準搭載されているDISMを利用できます。
DISMはWindowsイメージを管理するためのシステムツールで、Windows 11にプロビジョニングされているAppxパッケージを確認し、特定のパッケージを削除することができます。
この方法はPowerShellと同様に、Windowsの操作に慣れているユーザー向けです。
Step 1:キーボードで 「Windows」キー+「S」 を押し、「cmd」と入力します。
Step 2:検索結果に表示された「コマンドプロンプト」を右クリックし、「管理者として実行」を選択します。
Step 3:以下のコマンドを入力します。
DISM /Online /Get-ProvisionedAppxPackages
実行すると、WindowsにプロビジョニングされているAppxパッケージが表示されます。
Step 4:削除したいパッケージを確認したら、以下のコマンドを使用します。
DISM /Online /Remove-ProvisionedAppxPackage /PackageName:PAKETNAME
「PAKETNAME」の部分を、対象となるパッケージの完全な名前に置き換えてください。
Step 5:削除が完了したら、Windows 11を再起動して変更を反映させます。
注意: DISMで削除するパッケージを間違えると、Windowsの機能に影響する可能性があります。名前や用途が分からないパッケージは、安易に削除しないことをおすすめします。
Windows 11のブロートウェアを削除するならどの方法がおすすめ?
4つの方法には、それぞれメリットと注意点があります。
| 方法 | 難易度 | おすすめユーザー | 特徴 |
|---|---|---|---|
| IObit Uninstaller | ★☆☆ | 初心者~中級者 | 操作が簡単で不要なソフトをまとめて管理 |
| Windowsの設定 | ★☆☆ | 初心者 | Windows標準機能で簡単に削除 |
| PowerShell | ★★☆ | 中級者以上 | コマンドでAppxアプリを削除 |
| DISM | ★★★ | 上級者 | プロビジョニングされたパッケージを管理 |
初めてブロートウェアを整理するなら、まずWindowsの「設定」から削除できるか確認するのがおすすめです。
削除しにくいアプリや、アンインストール後に残ったファイルまで整理したい場合は、IObit Uninstallerを利用すると、より簡単に管理できます。
一方、PowerShellやDISMは細かい制御ができる反面、誤ったパッケージを削除しないよう注意が必要です。
FAQ
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Windows 11のブロートウェアを削除しても大丈夫ですか?
不要なアプリであれば削除できますが、Windowsの機能やほかのソフトウェアが使用しているコンポーネントまで削除しないよう注意してください。特にPowerShellやDISMを使用する場合は、アプリやパッケージの用途を確認してから削除しましょう。
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Windows 11でアプリを削除できないのはなぜですか?
Windowsに組み込まれている一部のアプリやコンポーネントは、「設定」からアンインストールできない場合があります。その場合は、別のアンインストール方法を試す必要があります。
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Windows 11のブロートウェアを削除するとPCは速くなりますか?
不要なアプリを削除するとストレージを解放でき、バックグラウンドで動作するアプリを減らせる場合があります。ただし、PCの高速化の効果は、削除したアプリやPCの環境によって異なります。
まとめ:Windows 11の不要なアプリを整理して、快適なPC環境を作ろう
Windows 11には、OSやPCメーカーによってあらかじめインストールされているさまざまなアプリがあります。
普段使っていないアプリが多い場合は、不要なものを整理することで、ストレージ容量を確保したり、不要なバックグラウンドアクティビティを減らしたりできます。
初心者の方は、まずWindowsの設定から不要なアプリをアンインストールしてみましょう。より簡単に不要なソフトウェアを管理したい場合は、IObit Uninstallerも便利です。
Windows 11の不要なアプリやブロートウェアを整理して、よりすっきりしたPC環境を目指しましょう。

