この記事では、Windows10のタスクバーにあるアイコンが消す原因、表示されない場合の対処方法を紹介します。タスクバーにアイコンが表示されなくなった場合には、ここで紹介している方法を試してみると解決することができます。
タスクバーとは?
タスクバーとは、ウィンドウズの画面の最下段に表示される横長のバーのことです。スタートボタンと通知領域に挟まれるかたちで、実行中のソフトやウィンドウがボタンとして並びます。スタートボタンや起動中のアプリケーション、開いているフォルダなどのアイコンが表示され、とくに常駐プログラムのアイコンや時刻が表示される部分はタスクトレイという。各バージョンによって表示される項目と機能は異なる。さらに、ユーザーはファイルやプログラムをタスクバーにピン留めして、素早く簡単にアクセスすることができます。
しかし、時には予期せぬ事態が発生することもあります。一部のユーザーから、タスクバーにあったアイコンが消えてしまう、またはタスクバーのアイコンが表示されないという報告があります。
Windows 10 タスクバーのアイコンが表示されないエラーに遭遇した場合も、ご安心ください。次の内容では、タスクバーのアイコンが消えるエラーの修正方法をご紹介します。これらの方法を試してみましょう。
Windows 10のタスクバーのアイコンが表示されないの原因
Windows 10のタスクバーが消えてしまう原因には、いくつか考えられるものがあります。まずは一通り見てみましょう。
原因1 Windowsのタスクバーが自動的に非表示になり、パソコンのデスクトップから消えてしまいました。
原因2 Windows 10でタスクバーが表示されない場合は、エクスプローラーが不具合を起こしている可能性があります。ファイル エクスプローラーに問題があるか、クラッシュしています。
原因3 お使いのコンピュータのディスプレイの解像度設定が、コンピュータの元の画面サイズを超えています。
原因4 もしくは「タブレットモード」が有効になっているから、タスクバーにアイコンが表示されないのかもしれません。
Windows 10でタスクバーが表示されないエラーを修正する方法
3-1 パソコンの再起動を試す
パソコンの再起動とは、現在立ち上げているブラウザやアプリケーションを正しく終了させ、システムを起動しなおすことを意味します。パソコンを再起動することによってトラブルが解消することも多いため、手順を覚えておくと安心です。
ステップ1 画面左下のスタートメニューをクリックし、メニューボタンにカーソルを合わせます。
ステップ2 「電源」という項目をクリック。
ステップ3 「再起動」という項目をクリックすると再起動されます。
3-2 タスクバーの設定をチェックして自動非表示をオフにする
タスクバーが自動的に非表示になることがあります。一般的に、タスクバーが自動非表示に設定されている場合、デスクトップ上のタスクバー領域にマウスを移動するとタスクバーが表示されるはずです。しかし、マウスを動かしてもタスクバーが表示されない場合は、何らかのエラーが発生している可能性があります。その場合、タスクバーの設定で自動非表示をオフにしてみてください。詳細な手順は次のとおりです。
ステップ1 「スタート」を選択し、「設定」を選択
ステップ2 「Windowsの設定」画面から「個人用設定」
ステップ3 「タスクバー」を選択し、「デスクトップモードでタスクバーを自動的に隠す」をオフにする
上記により、タスクバーが自動的に隠れることなく使用できるようになります。
3-3 Windowsエクスプローラーを再起動する
Windowsエクスプローラーは、デスクトップやタスクバーを管理するために設計されています。それで、タスクバーが表示されない、またはタスクバーのアイコンが消えているときは、Windowsエクスプローラーを再起動してみてください。
ステップ1 「Ctrl」キー、「Shift」キー、「Esc」キーを同時に押し、タスクマネージャーを開きます。
ステップ2 「エクスプローラー」を選択し、右クリックします。
ステップ3 「再起動」を選択します。
あるいは、「ファイル」と「新しいタスクの実行」をクリックすることもできます。「新しいタスクの作成」ウィンドウにexplorer.exeと入力して、「OK」をクリックします。これでエクスプローラーのプロセスが再起動されます。
その後、Windows 10コンピュータにタスクバーが表示されているかどうかを確認することができます。
3-4 ディスプレイ設定から解像度を設定する方法
Windows 10やWindows 11でタスクバーが表示されない場合は、画面の解像度が適切でない可能性があります。
モニターの大きさに対して解像度が適切でないと、画面がはみ出してしまい結果としてタスクバーが表示されないという問題が発生するケースもあるようです。
ステップ1 デスクトップを右クリックします。
ステップ2 「ディスプレイ設定」を選択します。
ステップ3 「ディスプレイの解像度」の項目から、プルダウンで適切な解像度を設定します。
3-5 タブレットモードの設定を確認する
Windows 10 コンピュータでタブレットモードを有効にしている場合、デスクトップにタスクバーが表示されないことがあります。タブレットモードを無効にしてから、タスクバーが消えた問題が解決されたかどうかを確認することができます。
ステップ1 「Windows + I」を押してWindowsの設定を開き、「システム」をクリックします。
ステップ2 次に、左の列から「タブレットモード」をクリックして、デスクトップパソコンでタブレットモードがオフになっていることを確認します。
3-6 ドライバーの更新方法
ハードウェアドライバーは互換性がないと、タスクバーの欠落の問題が発生するおそれがあります。それ故に、この問題を修正するには、グラフィック カード ドライバー、ビデオ カード ドライバーなど、コンピュータのドライバーを更新してみることができます。ドライバーの更新方法は次のとおりです。
ステップ1 「Windows」キー+「R」キーを押し、「ファイル名を指定して実行」を開きます。
ステップ2 「devmgmt.msc」と入力し、「Enter」キーを押して、「デバイスマネージャー」を開きます。
ステップ3 「ディスプレイアダプター」などの該当のドライバーを右クリックします。
ステップ4 「ドライバーの更新」を選択します。
グラフィックス、ビデオカードドライバを更新するソフトウェアを使用することをお勧めします。一度クリックするだけで、古いグラフィックスカードを自働的にチェックして更新します。「Driver Booster」は、6,500,000以上のデバイスドライバをアップデートし、よくあるドライバの不具合を修正するすることができます。
「Driver Booster」でグラフィックス、ビデオカードドライバを更新する手順は以下です:
ステップ1 Driver Boosterを無料ダウンロードして、インストールします。
ステップ2 起動して、インターネットフェスにある丸い赤「スキャン」ボタンをクリックします。すると、パソコンのドライバ状態をスキャンします。
ステップ3 スキャンが終わった後、更新できるドライバが一覧されます。グラフィックドライバの右側にある更新ボタンをクリックだけで完了です。
3-7 Windowsプログラムを最新版に更新する
まれにWindows10の不具合でタスクバーのアイコンが消える現象が発生することもあるようです。もしもパソコンの再起動や完全シャットダウン、エクスプローラーの再起動などで症状が改善されない場合。そのためWindows Updateを実施し、最新の状態にして現象が改善するかを確認してみましょう。
ステップ1 「Windowsマーク」⇒「設定」とクリックします。
ステップ1 設定画面の「更新とセキュリティ」をクリックします。
ステップ3 左メニューの「Windows Update」を選択して「更新プログラムのチェック」をクリックします。
ステップ4 あとはパソコンを再起動して、タスクバーにアプリアイコンを再登録していくだけです。
まとめ
本記事でタスクバーのアイコンが表示されない場合の対処法をご紹介いたしました。ここで紹介した現象はWindows10を使っている人であれば、だれでも起こりうることです。
こういった障害は突然やってきます。そのためタスクバーが突然消えても焦ることなく対応できるように、本記事で紹介した方法を覚えておいてください。