Windows 10を使用していると、PCの動作が遅く感じることがありますが、その原因の一つとしてメモリ容量の不足が挙げられます。メモリ(RAM)は、アプリケーションやプログラムが快適に動作するために非常に重要な要素です。そこで、自分のPCに搭載されているメモリ容量を確認することが、パフォーマンス向上の第一歩となります。
本記事では、Windows 10でメモリ容量を確認するための簡単でわかりやすい方法をいくつかご紹介します。システム情報やタスクマネージャー、コマンドプロンプトを活用して、どの方法でも簡単にメモリ容量を確認できます。自分のPCの状態を把握し、必要に応じてメモリの増設を検討して、より快適なPC環境を手に入れましょう。
メモリ容量の基本的な定義
メモリ容量とは?
メモリ容量とは、コンピュータがデータを一時的に保存することができる領域の大きさを示します。この容量は、一般的にGB(ギガバイト)で表され、数値が大きいほど多くのデータを保存できることを意味します。例えば、パソコンのメモリ容量は一般的に4GB、8GB、16GB、32GBなどのサイズがあり、容量が大きいほど一度に処理できるデータの量も多くなります。
メモリの役割
メモリは、CPUが現在使用中のデータやプログラムを一時的に保存するための空間です。これにより、CPUは必要なデータに迅速にアクセスできるため、全体の処理速度が向上します。メモリが不足すると、CPUはストレージ(HDDやSSD)からデータを読み込む必要があり、これが原因でコンピュータが遅くなることがあります。
Windows 10でメモリの容量を確認する方法
Windows 10でメモリ容量を確認する方法はいくつかあります。それぞれの手順について詳しく説明します。
1. タスクマネージャーを使用する方法
ステップ1.Ctrl + Shift + Escキーを同時に押して、タスクマネージャーを開きます。
ステップ3.左側のメニューから「メモリ」を選択すると、使用中と空きのメモリ容量が表示されます。
2. システム情報を確認する方法
ステップ1.「スタート」ボタンを右クリックし、「システム」を選択します。
ステップ2.システムの情報が表示され、実装されているメモリ(RAM)の容量が確認できます。
3. リソースモニターを使用する方法
ステップ1.タスクマネージャーの「パフォーマンス」タブから「リソースモニターを開く」をクリックします。
ステップ2.「メモリ」タブを選択すると、物理メモリの詳細な使用状況が表示されます。ここで、「物理メモリ」欄の「合計」から搭載されているメモリの容量を確認できます。
4. コマンドプロンプトを使用する方法
ステップ1.cmdと入力してコマンドプロンプトを開きます。
ステップ2.「wmic memorychip get capacity」と入力し、Enterキーを押すと、搭載されているメモリの容量が表示されます。
5. 設定からを確認する方法
「スタート」メニューから「設定」(歯車アイコン)を選択します。
「システム」を選び、次に「バージョン情報」をクリックします。
スクロールダウンして「デバイス仕様」セクションを確認することで、搭載されているRAMの容量が表示されます。
6. Driver Boosterを使用してパソコンのメモリ容量を確認する
使用しているパソコンの詳細情報などを、わかりやすく表示してくれるソフトー「Driver Booster」の紹介!
このツールは、OS / CPU / メモリ / マザーボード / ビデオカード / ハードディスク / 光学ドライブ / オーディオデバイス / ネットワークアダプター 等々のスペックを、それぞれの機器ごとに分かりやすく一覧表示してくれます。
全部のシステム情報の要約を表示する機能もあり、表示された情報をエクスポートしてパソコンに保存することもできます。
手順は以下の通りです。
ステップ1:Driver Boosterをパソコンにダウンロード&インストールしてから起動します。
ステップ2:右側の三点リーダ(…)を横にした部分をクリックして、「もっと詳しく」をクリックしてください。
ステップ3:左側の「メモリ」をクリックすると、メモリ容量の詳細情報が表示されます。
まとめ
以上で、Windows 10でメモリ容量を確認する方法をご紹介しました。ここれらの方法を用いることで、簡単にPCに搭載されているメモリの容量を把握することができます。