日本時間7月19日午後から、Windowsでブルースクリーンエラーが表示されるという報告が相次ぎ、世界的な大規模PC障害が発生しています。

世界各地のWindowsユーザーたちから、PCが操作できなくなって画面に青いスクリーンが表示される「死のブルースクリーン(BSOD,  Blue Screen Of Death)」現象が起きたという報告があがっています。

ブルースクリーンの発生にともなって、再起動ループに陥るケースなども報告されている。

ブルースクリーンエラーの原因は?

どうやら原因は企業向けセキュリティー・サービスの「Crowdstrike」にある模様。海外の掲示板「reddit」いわく、CrowdStrikeのエンジニアがその原因を突き止めたようです。

原因はCrowdStrikeが提供するセキュリティソリューションに含まれる「CrowdStrike Falcon Sensor」のアップデートと見られ、CrowdStrikeでは変更を巻き戻すとともに回避策を公開。セーフモードまたはWindows回復環境で起動し、特定のファイルを削除することで通常の状態に戻せるとしている。

解決方法は?

Crowdstrikeが対策をアナウンスしました。公式な対策方法となります。 

  • 1. WindowsをセーフモードかWindows Recovery Environment(回復環境)で起動

  • 2. 「C:\Windows\System32\drivers\CrowdStrike directory」にアクセス

  • 3. 「C-00000291*.sys(*には別の文字列が入る)」を削除

  • 4. PCを再起動