誤って必要なアプリをアンインストールしてしまったり、PCの不具合解消のために削除したものの、後から再び使いたくなった経験はありませんか?

Windowsでは、アンインストールしたアプリの種類によっては簡単に復元できる場合があります。特にMicrosoft Storeアプリであれば再インストールが可能であり、システムの復元ポイントやバックアップを利用して元の状態に戻せるケースもあります。

IObitの本記事では、Windows 11/10でアンインストールしたアプリを復元する方法や、復元できない場合の対処法について詳しく解説します。

アプリをアンインストールするとデータはどうなる?

アプリを削除した場合、プログラム本体はPCから削除されます。しかし、アプリによっては設定ファイルやユーザーデータが残る場合があります。

例えば以下のようなケースがあります。

アプリの種類

データの扱い

Microsoft Storeアプリ

クラウド同期される場合あり

一般的なデスクトップアプリ

設定ファイルが残る場合あり

ゲームアプリ

セーブデータが別フォルダに保存される場合あり

クラウドサービス系アプリ

再ログインでデータを復元可能

そのため、まずは再インストールできるかを確認することが重要です。

アンインストールしたアプリを復元できるケース

以下のような場合は比較的簡単に復元できます。

  • Microsoft Storeからインストールしたアプリ

  • インストーラーを再実行できるソフト

  • システムの復元ポイントが作成されている場合

  • Windowsバックアップを利用している場合

  • OneDriveなどクラウド同期を利用している場合

方法1:Microsoft Storeから再インストールする

アンインストールしたアプリが Microsoft Storeアプリ の場合は、Microsoft Storeのライブラリから簡単に再インストールできます。Windows標準アプリや、Microsoft Store経由でインストールしたアプリを削除してしまった場合に有効な方法です。

同じMicrosoftアカウントでサインインしていれば、過去に入手したアプリの履歴を確認できるため、再度アプリを探してインストールする手間を省けます。

ステップ1: Microsoft Storeを起動します。

ステップ2: 左側メニューの 「ライブラリ」 をクリックします。

ステップ3:「所有済み」または「インストールされていないアプリ」を確認します。

ステップ4: 復元したいアプリを見つけて 「インストール」 ボタンをクリックします。

ステップ5: インストール完了後、スタートメニューからアプリを起動します。

Microsoft Storeアプリを誤って削除してしまった場合は、まずこの方法を試してみるのがおすすめです。特に 電卓、フォト、メモ帳、Xboxアプリ などの標準アプリは簡単に再インストールできます。

tips

注意点

Microsoft Store以外からインストールしたソフトには利用できません。

有料アプリの場合は、購入時と同じMicrosoftアカウントでサインインする必要があります。

アプリ本体は復元できますが、保存データや設定が引き継がれない場合があります。

方法2:公式サイトから再インストールする

Microsoft Store以外からインストールしたアプリの場合は、開発元の公式サイトから再インストールする のが最も安全で確実な方法です。アンインストールしたアプリのライセンス情報やアカウントが残っていれば、再インストール後に以前と同じように利用できるケースも少なくありません。

特に、ブラウザや動画編集ソフト、オンライン会議ツールなどは、公式サイトから最新版をダウンロードして再インストールするのが一般的です。

ステップ1: 再インストールしたいアプリの公式サイトへアクセスします。

ステップ2: 「ダウンロード」または「無料ダウンロード」ボタンをクリックします。

ステップ3: インストーラーをダウンロードし、実行します。

ステップ4: 画面の指示に従ってインストールを完了します。

ステップ5: 必要に応じて、ライセンスキーの入力やアカウントへのログインを行います。

アプリ本体を削除してしまった場合でも、公式サイトから最新版を再インストールすれば簡単に利用を再開できます。特にクラウド同期に対応したアプリであれば、ログインするだけで以前の設定やデータを復元できることもあります。

この方法で復元できる主なソフト

  • Google Chrome

  • Mozilla Firefox

  • Zoom

  • Discord

  • Audacity

  • VLC Media Player

  • Adobe Acrobat Reader

  • Spotify

再インストール後に確認したいこと

  • ログイン情報が正しいか

  • ライセンス認証が完了しているか

  • 設定やデータが引き継がれているか

  • 最新バージョンに更新されているか

方法3:システムの復元を実行する

アプリをアンインストールする前に 復元ポイント(システムの復元ポイント) が作成されていた場合は、Windowsを以前の状態に戻すことで、削除したアプリを復元できる可能性があります。

ただし、この方法は、あらかじめシステムの回復ポイントを作成していた場合に適します。システムの復元ポイントが作成されていない場合、この方法は機能しません。

ステップ1: Windowsの検索ボックスに「復元ポイントの作成」と入力し、検索結果を開きます。

ステップ2: 「システムの保護」タブで 「システムの復元」 をクリックします。

ステップ3: 「次へ」をクリックし、利用可能な復元ポイントを選択します。

ステップ4: アプリをアンインストールする前の日付の復元ポイントを選択します。

ステップ5: 「影響を受けるプログラムの検出」をクリックすると、復元によって削除・復元されるプログラムを確認できます。

ステップ6: 内容を確認後、「次へ」→「完了」をクリックして復元を開始します。

ステップ7: PCが自動的に再起動し、システム復元が実行されます。

アプリを削除した直後で、適切な復元ポイントが存在する場合は、システムの復元が最も効率的な復旧方法の一つです。ただし、復元ポイントがない場合は、次に紹介するバックアップや再インストール方法を試してみましょう。

方法4:復元ソフトを利用する

通常、Windowsでファイルを削除しても、すぐに完全消去されるわけではありません。新しいデータで上書きされるまでは、専用の復元ツールを使ってファイルを取り戻せる可能性があります。

特に以下のようなケースでは、復元ソフトが役立つ場合があります。

アプリのインストーラー(.exe)を誤って削除した

セットアップファイルをゴミ箱からも削除してしまった

アプリの設定ファイルやプロジェクトファイルを失った

ソフト削除後に必要なデータが見つからない

復元ソフトは、インストーラーや重要なデータを失ってしまった場合の最終手段として活用するとよいでしょう。特に仕事用のプロジェクトファイルや、ゲームのセーブデータなどを誤って削除した場合は、早めに復元作業を行うことで成功率を高められます。

ただし、アプリによっては完全復元が難しいため、再インストールできる場合はそちらを優先しましょう。

方法4:Windowsバックアップから復元する

事前に Windowsバックアップ や ファイル履歴 を有効にしていた場合は、バックアップデータからアンインストールしたアプリや関連ファイルを復元できる可能性があります。バックアップを事前に作成していない場合は利用できません。

特に、新しいPCへの移行時やシステムトラブルに備えてバックアップを設定している場合は、削除前の状態へ比較的簡単に戻せることがあります。

Windowsバックアップを利用する場合

ステップ1:「設定」を開きます。

ステップ2:「アカウント」→「Windows バックアップ」を選択します。

ステップ3:バックアップが有効になっているか確認します。

ステップ4:PCの初期化後や新しいPCのセットアップ時に、同じMicrosoftアカウントでサインインします。

ステップ5:バックアップデータを選択し、アプリや設定を復元します。

ファイル履歴を利用する場合

ステップ1:コントロールパネルを開きます。

ステップ2:「ファイル履歴」をクリックします。

ステップ3:「個人用ファイルの復元」を選択します。

ステップ4:復元したいフォルダーやファイルを選択し、「復元」をクリックします。

一部のデスクトップアプリは復元後に再インストールが必要になる場合があります。

アンインストールしたアプリが復元できない原因

以下の場合は復元が難しいことがあります。

復元ポイントが存在しない

バックアップを作成していない

アプリ提供元がサービス終了している

ライセンス認証情報を紛失している

アプリデータも同時に削除してしまった

その場合は公式サポートへ問い合わせることをおすすめします

アプリ管理ソフトおすすめ|アプリの再インストールや管理に便利なIObit Software Updater

複数のソフトを管理している場合は、ソフトウェア管理ツールを利用すると便利です。

アプリの再インストールや管理に便利な「IObit Software Updater

アンインストールしたソフトを再び利用したい場合、公式サイトを探してダウンロードするのは意外と手間がかかります。

そんな時に便利なのが IObit Software Updater です。

IObit Software Updaterは、PCにインストールされているソフトの更新管理だけでなく、人気ソフトを安全にダウンロード・インストールできるソフトウェア管理ツールです。

主な特徴

  • Audacity、Zoom、Discord、VLCなど人気ソフトを直接インストール可能

  • 古いソフトをワンクリックで最新版へ更新

  • 安全なダウンロードソースを提供

  • ソフトウェアの管理を一元化

削除したソフトを再導入したい場合にも役立つため、日頃からPC管理を効率化したい方におすすめです。

よくある質問(FAQ)

Q1. アンインストールしたアプリをそのまま元に戻せますか?

アプリによります。Microsoft Storeアプリは再インストール可能ですが、一般ソフトは再度インストールが必要です。

Q2. システムの復元でアプリは復元されますか?

削除前の復元ポイントが存在する場合、アプリが復元される可能性があります。

Q3. アンインストールするとデータも消えますか?

アプリによって異なります。設定ファイルやセーブデータが残る場合もあります。

Q4. Microsoft Storeアプリは再購入が必要ですか?

同じMicrosoftアカウントでサインインしていれば、通常は再購入不要です。

Q5. 削除したソフトのインストーラーがない場合は?

公式サイトまたはIObit Software Updaterなどのソフト管理ツールから再取得できる場合があります。

まとめ

Windows 11/10でアンインストールしたアプリを復元したい場合、最も確実な方法は再インストールです。Microsoft Storeアプリであればライブラリから簡単に再取得でき、一般的なソフトも公式サイトから再インストールできます。

また、システムの復元やバックアップを活用すれば、削除前の状態へ戻せる可能性もあります。今後同じトラブルを防ぐためにも、定期的なバックアップとソフトウェア管理を行うことが重要です。IObit Software Updaterのような管理ツールを活用すれば、必要なソフトの再インストールや更新作業を効率的に行えるでしょう。

作者について

佐々木 彩乃

佐々木 彩乃は、PCソフトウェア、Windowsシステム、サイバーセキュリティ分野を専門とするテクニカルライターです。ソフトウェア管理、ドライバー更新、システム最適化、トラブルシューティングに関する豊富な知識を活かし、実用的で信頼性の高い記事を執筆しています。専門的な内容でも初心者が理解しやすい形で解説し、多くのユーザーの問題解決をサポートしています。