ReShade(リシェード)は、PCゲームのグラフィックスを向上させる人気のポストプロセッシングツールですが、不要になった場合は完全に削除する必要があります。IObitのこのガイドでは、ReShadeを確実にアンインストールする2つの方法を詳しく解説します。
ReShadeとは?なぜアンインストールが必要なのか
ReShade(リシェード)は、ゲームのグラフィックを強化するポストプロセッシングツールです。シャープネスや彩度、影の表現を改善できるため、多くのゲーマーに人気があります。
しかし、導入後にゲームが起動しなくなったり、フレームレートが低下したりすることがあります。
また、アンチチート機能があるオンラインゲームではReShadeが原因でエラーが発生するケースも。
このような場合、ReShadeを完全にアンインストールすることで問題を解決できます。
ReShadeをアンインストールする前に確認すべきこと
1.ゲームフォルダを特定する
ReShadeは各ゲームの実行ファイル(例:.exe)と同じフォルダにインストールされます。
例:「C:\Program Files (x86)\Steam\steamapps\common\GameName\」
2.バックアップを取る
設定ファイル(ReShade.ini など)を残したい場合は、別の場所にコピーしておきましょう。
方法1:IObit UninstallerでReShadeファイルをインストールします(おすすめ)
ここでは、削除できないアプリを徹底的にアンインストールする方法をご紹介していきます。この方法はデバイスモデルを問わず、ワンクリックでアプリを徹底的にアンインストールするソフト―IObit Uninstallerをオススメします。
このツールを使用なら、通常の方法でアンインストールできないプログラム、知らぬまにバンドルされたプログラムも完全にアンインストールおは可能です。関連する残存データやショートカットとそのリンク先も徹底的に削除することができます。
手順ずつにIObit Uninstallerでアプリをアンインストールする方法を紹介していきます。
ステップ1:IObit Uninstallerをパソコンにダウンロード&インストールしてから起動します。
ステップ2:次のインターフェースで「すべてのプログラム」をクリックします。その右側にあるアプリ一覧から削除したいアプリにチェックを入れて「アンインストール」ボタンをクリックしてください。

ステップ3:「残存ファイルを自動で削除する」をクリックして、「アンインストール」をクリックします。プログラムはコンピュータから徹底的に削除されます。

※「アンインストール前に復元ポイントを作成する」は万が一、プログラムが間違えて削除した場合に復元することができます。
※「残存ファイルを自動で削除する」は、プログラム本体を削除した後、自動で残ったファイルなども削除されますので、根こそぎきれいにします。
方法2:手動で完全削除する
ステップ1:ゲームのインストールフォルダーを開く
Steam: C:\Program Files (x86)\Steam\steamapps\common\[ゲーム名]\
Epic Games: C:\Program Files\Epic Games\[ゲーム名]\
その他: ゲームがインストールされている場所
ステップ2:以下のファイル・フォルダを削除
dxgi.dll / d3d9.dll / opengl32.dll(環境により異なる)
reshade-shadersフォルダ
ReShade.ini
ゲームを再起動して正常に動作するか確認
ステップ3:残存ファイルを完全に削除する方法
ReShadeを削除しても、設定ファイルやキャッシュが残る場合があります。
以下のフォルダもチェックして不要なファイルを削除しましょう。
C:\Users\[ユーザー名]\AppData\Roaming\ReShade
C:\Users\[ユーザー名]\AppData\Local\ReShade
ステップ4:ゴミ箱を空にする
すべてのファイルを削除したら、ゴミ箱を右クリック
「ゴミ箱を空にする」を選択して完全に削除
ステップ5:PCを再起動
変更を完全に反映させるため、システムを再起動
まとめ:ReShadeの削除でゲームを快適に
ReShadeは便利なツールですが、設定や環境によっては不具合の原因になることもあります。
上記の手順で安全にアンインストールし、ゲームの安定性を取り戻しましょう。
特に複数のゲームでReShadeを使用している場合は、専門なインストーラーソフトIObit Uninstaller経由の削除が最も確実です。
