Microsoft Officeを使わなくなった、あるいは不具合や再インストールのためにoffice アンインストールしたいと考える方も多いのではないでしょうか。しかし、「普通に削除したのに残骸が残っている」「再インストールしてもエラーが出る」といったトラブルも少なくありません。そこでIObitのこの記事では、office アンインストール完全に行うための手順や注意点、便利なツールをご紹介します。

Officeをアンインストールしたらどうなる?

まず気になるのが、WPS Officeをアンインストールしても大丈夫なのか、という点です。

基本的にOfficeのアプリ(Word、Excel、PowerPointなど)が使用できなくなり、関連ファイルの関連付けも解除されます。ただし、OneDriveなどMicrosoftアカウントに保存されたファイルや設定には影響はありません。

方法1:Windowsの「設定」からアンインストール(基本的な方法)

最も一般的なoffice アンインストール方法です。

①「スタートメニュー」から「設定」を開く

②「アプリ」→「インストールされているアプリ一覧」を開く

③「Microsoft Office」を見つけて「アンインストール」を選択

④画面の指示に従って進める

tips

※この方法では一部のレジストリやシステムファイルが残る場合があります。

関連記事:アプリをアンインストールした後に残っているファイルを削除する方法

方法2: コントロールパネルからのアンインストール

この方法は一般的なアンインストール方法ですが、完全に削除できない場合があります。

①Windows ロゴキーを押すか、タスクバーの検索バーをクリックし、「コントロールパネル」と入力します

②検索結果から「コントロールパネル」を選択します

③「プログラム」>「プログラムと機能」を選択します

④Microsoft 365またはOffice製品を選択し、「アンインストール」をクリックします

⑤画面の指示に従ってアンインストールを完了します

方法3: Microsoft サポート/回復アシスタント(SaRA)を使用する方法

この方法は、Microsoftが現在公式に推奨している完全アンインストール方法です。

1)サポート/回復アシスタントをダウンロード・インストールする

Microsoft Support and Recovery Assistant (SaRA)のページにアクセスし、インストーラーをダウンロードします

②ダウンロードしたインストーラー「SaRASetup.exe」を実行します

「Install」ボタンをクリックします

③Microsoft サービス使用許諾契約書が表示されたら「同意する」をクリックします

④インストールが完了するまで待ちます

2)Office製品をアンインストールする

①Microsoft サポート/回復アシスタントが起動したら、「Office」関連の問題を選択します

②「Office がインストールされていますが、アンインストールに問題があります」オプションを選択します

③画面の指示に従い、「次へ」をクリックして進みます

④アンインストールしたいOfficeのバージョンを選択します

⑤アンインストールプロセスが完了するまで待ちます

⑥完了したら、コンピューターを再起動することを推奨します

方法4: コマンドラインでのアンインストール(上級者向け)

コマンドプロンプトやPowerShellを使ってoffice アンインストール コマンドを実行する方法もあります。正しく入力すれば一括削除が可能ですが、誤ったコマンドはシステムに影響を与えるリスクもあるため、十分注意しましょう。

①管理者権限でコマンドプロンプトを開きます(Windowsキー+Xを押し、「コマンドプロンプト(管理者)」を選択)

②以下のコマンドを実行します:

  • SaRAcmd.exe -S OfficeScrubScenario -AcceptEula

③特定のOfficeバージョンをアンインストールしたい場合は、以下のようにバージョンを指定します:

  • SaRAcmd.exe -S OfficeScrubScenario -AcceptEula -OfficeVersion M365

(M365、2021、2019、2016、2013、2010、2007、またはAll のいずれかを指定)

方法5:IObit UninstallerでPCのofficeを効率的にアンインストールする(推奨)

この方法はデバイスモデルを問わず、ワンクリックでMicrosoft Teamsを徹底的にアンインストールするソフト - IObit Uninstallerをオススメします。それでは、このソフトの詳細を紹介していきます。

IObit UninstallerソフトはiObitに開発されたWindowsパソコン向けの専用のアンインストール支援ソフトです。このソフトでは次のことができます。

  • ワンクリックでMicrosoft Office製品を削除できる

  • Microsoft Office製品を一括削除するか個別で削除するか自分で決める

  • 悪質ツールバーとプラグインも検出して削除でき、より完全なネット環境を

  • アプリをアンインストールするだけでなく、残される残存データもきれいに削除できる

  • 通常ではアンインストールしきれないプログラムを徹底的に削除できる

  • アプリをアンインストールだけではなく、アプリのアップデートもサポート

  • IObit Uninstaller無料版もある

    Windows 11・Windows 10・Windows 8・Windows XP・Windows 7などすべてのWindowsモデルに適用

ここでは、手順ずつにIObit UninstallerでMicrosoft Teamsアプリをアンインストールする方法を紹介していきます。

IObit Uninstallerを使ってofficeを削除するには、以下の手順に従ってください:

ステップ1. 公式 Web サイトから IObit Uninstaller をダウンロードしてインストールします。

ステップ2. プログラムを起動し、「Windowsアプリ」のリストでMicrosoft Office関連の製品を見つけます。

ステップ3. [アンインストール] をクリックし、ソフトウェアの指示に従います。

 [アンインストール] をクリック

ステップ4. 安全なアンインストールを保証するために、IObit Uninstaller はアンインストール前に復元ポイントを作成する機能を提供します。アンインストール後、IObit Uninstaller はディープ スキャンを実行して残留ファイルを削除します。

IObit Uninstallerでルを削除する

よくある質問(FAQ)

Q:Officeをアンインストールしたらライセンスは消えますか?

A:Microsoftアカウントに紐づいていれば、再インストール時に再認証可能です。

Q:手動で削除しても問題ない?

A:一部のレジストリが残る可能性があるため、ツール使用を推奨します。

まとめ

Officeを完全にアンインストールするには、通常の方法だけでなく、専用ツールIObit Uninstallerやコマンドを活用することで、より確実に不要なファイルを削除できます。以上の方法で、PCからMicrosoft Officeを完全にアンインストールすることができるはずです。問題が解決しない場合は、Microsoft公式サポートに問い合わせることをお勧めします。