Release: 2023/08/31

デスクトップのアイコンが消えた?復元する方法【Windows 10/11】

デスクトップからアイコンが消えたら、作業に大きな不便をもたらすのでしょう? ・ショートカットがなくなってしまうので、普段が1クリックで開かれるプログラムを開くのは面倒になります。 ・Windows10デスクトップからアイコンが消えたから、右クリックができないし、右クリックメニューで操作不可になります。 ・普段よくアクセスするフォルダーも、アイコンが消えたから、どう探すのか分かりません。 上記の状況を対処するため、この記事で、デスクトップからアイコンが消えた場合の復元する方法を紹介します。

なぜデスクトップからアイコンが消えた?

デスクトップからアイコンが消えた原因は様々ですが、おおまけ以下のような原因が考えられます。

  • デスクトップからアイコンを非表示するに設定した

  • 一時的なクラッシュ・キャッシュ

  • エラー

  • ウイルス

デスクトップ消えたアイコンを復元する方法は?

消えたアイコンを復元する方法は、その原因によってそれぞれ違います。下記で1つずつ紹介します。

1. デスクトップのアイコンを表示する設定

デスクトップから全てのアイコンが表示されない場合は、誤操作でアイコンを非表示に設定された可能性が高いです。この場合は、デスクトップのアイコンを表示するように設定すれば解決できます。

設定する手順も簡単。デスクトップ空いているところで右クリックして、「表示」-「デスクトップ アイコンの表示」のチェックを入れてから完了です。

デスクトップのアイコンを表示する設定

2. デスクトップPC・ゴミ箱を表示する設定

デスクトップからPC・ゴミ箱などのデフォルトアイコンのみ消えた場合は、これらのアイコンを非表示にせってされた可能性が高いです。表示するように設定すると、デスクトップからゴミ箱アイコンが見つからない問題が解決できます。

①Win+iキーを同時に押して、「設定」を開きます。

②「個人用設定」-「テーマ」-「デスクトップ アイコンの設定」を順にクリックします。

③表示したいデフォルトアイコンのチェックを入れて、「OK」をクリックします。

デスクトップPC・ゴミ箱を表示する設定

3. 最新の情報に更新

パソコンシステムが一時的にクラッシュする場合も、一部のアイコンが消えてしまう可能性があります。この場合はデスクトップで「最新の情報に更新」するを解決できます。

デスクトップ空白のところで右クリックして、「最新の情報に更新」をクリックと完了です。

最新の情報に更新

4. エクスプローラーからアイコンの名を検索

時には、デスクトップのアイコンが多すぎるから、どちらかのフォルダーやアイコンを探したいが、慌てているうち、かえって見つからない場合もあります。この場合は、エクスプローラーからフォルダーやアイコン名を検索するのも探し方の1つです。

①Win+eキーを同時に押して、エクスプローラーを開きます。

②%USERPROFILE%\デスクトップ 左記のパスをコピーして、アドレスバーにペストします。Enterキーを押すと、デスクトップのフォルダーが開かれます。

③右の検索ボックスにフォルダーやアイコン名を入力して、検索ができます。

エクスプローラーからアイコンの名を検索

5. ショートカットを修復するツール

上記の方法を全て試してもデスクトップのアイコンが消えたまま表示されない場合、ショートカットを修復するツールをおすすめします。

PC最適化ソフト「Advanced SystemCare」がショートカットを修復する機能を搭載しています。Advanced SystemCareは無料でダウンロードできます。

修復する手順は以下です。

Advanced SystemCareを起動して、右上の右から5番目のツールボックスアイコンをクリックします。

②「ショートカットの修復」ツールをクリックして起動します。初めてこのツールを利用する場合はダウンロード必要なので、しばらく待ちましょう。

③ツールが起動したら、「スキャン」をクリックします。こうすると、無効なショートカットを全部探し出します。

④デスクトップから消えたアイコンの名を選択して、「この項目を修復」を選択すれば、修復が始まります。ちなみに、不要なショートカットは「選択項目を削除」を選択すると削除されます。

ショートカットを修復するツール

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6. アイコンをデスクトップに送る

デスクトップにプログラムのアイコンが消えたが、スタートメニューからプログラムを起動でき、プログラムが問題なく使用できる場合は、そのショートカットが誤操作で削除した可能性があります。この場合は、そのプログラムのアイコンを再度デスクトップへ送ると解決できます。

①スタートメニューからプログラムを検索します。

②プログラムのアイコンを右クリックして、「その他」-「ファイルの場所を開く」をクリックして、ショートカットが保存されているフォルダーが開かれます。

③再度、アイコンを右クリックして、「送る」-「デスクトップ(ショートカットを作成)」を順にクリックすると、デスクトップにアイコンが作成されます。

アイコンをデスクトップに送るアイコンをデスクトップに送る

7. explorer.exeを再起動する

Windowsの場合、explorer.exeを再起動することでデスクトップからアイコンが消えた問題を解決することがあります。explorer.exeはWindowsのシェルであり、デスクトップアイコンやタスクバーなどのユーザーインターフェースを提供しています。explorer.exeを再起動することで、デスクトップ上の要素が再読み込みされ、アイコンが表示される可能性があります。

explorer.exeを再起動する手順は以下です。

①Ctrl + Shift + Esc キーを同時に押すか、タスクバーを右クリックして「タスクマネージャー」を選択して、タスクマネージャーを開きます。

②タスクマネージャーの「ファイル」メニューから「新しいタスク実行」を選択します。

③実行ダイアログボックスが表示されたら、『explorer.exe』 と入力して「OK」ボタンをクリックします。

explorer.exeを再起動する

8. アイコンキャッシュをリセットする

Windowsパソコンでは、アイコンやファイルの表示に関する情報がキャッシュとして保存されており、時にはこれが破損して問題を引き起こすことがあります。そのため、アイコンキャッシュをリセットすることで、デスクトップからアイコンが消えた問題を解決する場合があります。

アイコンキャッシュをリセットする手順は以下です:

①Win+rキーを同時に押して、ファイル名を指定して実行のウィンドウが開かれます。

②%localappdata% を入力して、「OK」をクリックするとキャッシュフォルダーが開かれます。

③フォルダが開かれたら、隠しフォルダ「IconCache」を探します。これを削除してアイコンキャッシュをクリアします。

④削除した後、コンピューターを再起動して変更を適用します。

アイコンキャッシュをリセットする

9. デスクトップアイコンを既定値に戻す

デスクトップのアイコン変更設定をした後で、アイコンが消えてしまう場合は、設定が間違っている可能性があります。この場合は、デスクトップのアイコンを既定値に戻すことをためして見ましょう。

操作する手順は以下です。

①デスクトップ空いているところで、マウスを右クリックします

②「個人用設定」-「テーマ」-「デスクトップ アイコンの設定」を順にクリックします。

③デスクトップアイコンの設定ウィンドウで「既定値に戻す」をクリックして、「OK」をクリックして適用します。

デスクトップアイコンを既定値に戻す

10. ローカルグループポリシーエディターで設定変更

Windowsのローカルグループポリシーエディターで「デスクトップ上の全てのアイコンを非表示にして無効にする」設定を未構成に変更することで、デスクトップからアイコンが消えた問題を解決する可能性があります。

この設定は、デスクトップ上のすべてのアイコンを非表示にするためのものであり、誤ってこの設定が有効になっている場合、デスクトップ上のアイコンが表示されないことがあります。設定を未構成に変更すると、通常の状態に戻り、デスクトップ上のアイコンが再び表示されます。

操作する手順は以下です。

①Win+rキーを同時に押して、「実行」ダイアログボックスを開きます。

②「gpedit.msc」と入力して、ローカルグループポリシーエディターを開きます。

③「ユーザーの構成」-「管理用テンプレート」-「デスクトップ」を順にクリックします。

④「デスクトップ上の全てのアイコンを非表示にして無効にする」を見つけてダブルクリックします。

⑤「未構成」オプションを選択し、OKボタンをクリックして変更を保存します。

ローカルグループポリシーエディターで設定変更

11. コマンドで修復する

デフォルトのアイコンが表示されない場合、「sfc /scannow」を実行してシステムファイルのチェックと修復を行うことで、システムファイルの破損や問題を修復することができ、アイコンが消えた問題を解決する可能性があります。

実行する手順は以下です。

①スタートアイコンを右クリックして、Windows Powershell(管理者)をクリックします。

②開かれたコマンド プロンプトウィンドウに「sfc /scannow」を入力し、Enter キーを押します。

③こうすると、コマンドが実行され、システムファイルのチェックと必要に応じた修復が行われます。

④プロセスが完了すると、結果が表示されます。ファイルが修復された場合は、それに関する情報も表示されます。

※システムの状況によって、このプロセスには時間がかかることがあります。

コマンドで修復する

12. Windows Updateを古いバージョンに戻す

Windowsの更新によって引き起こされたデスクトップのアイコンが表示されない問題なら、Windows Updateを古いバージョンに戻すことで、デスクトップからアイコンが消えた問題が解決される場合があります。

ですが、Windowsの古いバージョンに戻すと、一部のアプリや設定が影響を受ける可能性があります。バックアップを取るか、状況に応じて慎重に判断してください。

Windows Updateを古いバージョンに戻す方法はMicrosoft公式サイトをご参考ください。

13. パソコンを初期化する

パソコンを初期化することで、デスクトップからアイコンが消えた問題を解決する可能性はありますが、初期化するとデータや設定が完全に削除されるため、慎重に判断する必要があります。

初心者もできるパソコンの初期化する手順記事をご参考ください。

まとめ

デスクトップからアイコンが消えた場合の対処法を13個紹介しました。アイコンが表示されない原因は状況によって、それぞれです。1つずつ原因を探すのも非常に手間がかかるので、ショートカットを修復するツールを試すのは一番手ごわいでしょう。

デスクトップからアイコンが消えたら、この記事で紹介したアイコンを最表示する方法で問題を解決していきましょう!

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