パソコンの動作が重いと感じたときに、パソコンに関する知識が浅いと、どうしても故障などを疑って、すぐに修理したり買い替えたりしなければならないと思いがちです。しかし、動作が重いと感じた場合、買い換えを検討する前には、一度パソコンの動作を高速化させる設定を試してみましょう。この記事では、パソコンを高速化させる11の設定方法を紹介していきます。

目次

1.パソコンが重くなるのはどうして?

2.パソコンが重いと感じたときにチェックしたいこと

2-1.Webブラウザのバージョンが最新かどうか
2-2.メモリやCPUを大量に消費しているプログラムがないか


3.パソコンを高速化する11の方法

3-1.Windows Defenderを無効にする
3-2.アプリのバックグラウンド動作をオフにする
3-3.スタートメニューの半透明エフェクトを無効化する
3-4.不要なオンラインストレージアプリをアンインストールする
3-5.アニメーションエフェクトを使わない

3-6.フォルダーオプションを無効にする
3-7.電源オプションを最適化する
3-8.プロセッサの電源を管理する
3-9.ワイヤレスアダプターを設定する
3-10.ウィルス対策ソフトで検査しないものを設定する

3-11.不要なファイルを削除する


4.高速化したくてもこれはNG!やってはいけない設定とは

4-1.Windows10の高速スタートアップの無効化
4-2.ウィルス対策ソフトのアンインストール
4-3.Windows Searchの停止


5.1クリックでできる!Windows10を簡単に高速化する方法

便利なパソコン高速化アプリも利用してみよう!


1.パソコンが重くなるのはどうして?

1つ目に考えられる理由としては、パソコンのスペック不足が挙げられます。パソコンのスペックには、もちろんそれぞれに大きな差がある場合もあります。そもそものデータ処理能力が低いものや、たとえば年数が経過している型落ちのものなどは、性能があまり良いとはいえません。そのため、スペックが不十分であるにも関わらず、大きなデータを扱うと動作が重くなってしまうことがあるのです。また、メモリの容量が少ない状態でも動作が重くなってしまうことはしばしばあります。

2つ目に挙げられる理由は、パソコンの不具合、特にハードディスクの不具合です。たとえば、経年劣化などでハードディスクが損傷してしまっていたり、データが断片的にメモリに記憶されてしまっていたりするとパソコンの動作は重くなってしまいます。ハードディスクの不具合は、外側からは気付きにくくパソコン初心者には特に分かりづらい部分です。中古のパソコンを手に入れた際などには、特に注意が必要でしょう。

理由の3つ目は、パソコンがウィルスに感染しているケースです。ウィルスに感染した場合、動作に著しく影響が及んでしまう恐れもあります。ウィルス感染は、特にウィルス対策ソフトなどのインストールや更新をしていない場合に、容易に起こるといえます。また、自身のパソコンだけでなく、周囲のパソコンにも被害が及ぶ危険性があるため、最悪なケースともいえるでしょう。

2.パソコンが重いと感じたときにチェックしたいこと

パソコンが重いと感じたときには、いくつかチェックしておくことが必要です。ここからは、そのチェック項目を紹介していきます。

2-1.Webブラウザのバージョンが最新かどうか

たとえば、インターネットなどを操作しているときにパソコンの動作が重いと感じた場合、Google Chromeなど、使用しているWebブラウザが最新バージョンであるかどうかを確認してみることも重要です。快適なインターネットを楽しむためにも、Webブラウザは最新バージョンへアップデートしておきましょう。

Webブラウザが最新かどうかを確認するには、まずバージョン番号を示すバージョン情報のセクションをチェックします。チェックの方法は各ブラウザによって異なるのが一般的です。最新のバージョンになっていない場合は、各ブラウザの設定方法に従ってバージョンを最新のものにアップさせましょう。

また、ブラウザによってはオプションの設定で新しいバージョンを自動的にインストールすることも可能です。それができるのであれば、手間を減らすためにも自動でダウンロードする設定にしておくことがおすすめです。また、追加した拡張機能などでも動作が遅くなってしまうこともあります。自身に不要な拡張機能やアドオンは、極力削除することを意識しておきましょう。

2-2.メモリやCPUを大量に消費しているプログラムがないか

プログラムには、インターネットに接続すると更新を始めるものや、高度で複雑なアプリケーションのものなど、パソコンの処理能力を多く使うものがあります。その一方で、未使用時には処理システムをほとんど起動させないプログラムもあり、その種類はさまざまです。

パソコンの動作が重いと感じる場合には、一部のプログラムが、より多くの処理システムを使用している可能性も考えられます。そのため、パソコンの処理能力を圧迫していると思われる不要なプログラムは、閉じたり削除したりして対処をしておかなければなりません。

Windowsタスクマネージャーのプロセスタブを開くと、現在使用しているプログラムの一覧が表示されます。加えて、各プログラムが消費しているメモリやCPU量を確認することが可能です。プログラムには、実際に使用していなくても、開いているだけで処理能力を圧迫しているものもあります。それらを確認し、閉じることでパソコンのパフォーマンスを向上させることが期待できるでしょう。

タスクマネージャーでメモリの消費量が多いプログラムを停止する方法


1. Ctrlキー + Shiftキー + ESCキーを同時に押して「タスクマネジャー」を開きます。
※ 左下の表示が「簡易表示」となっていない場合は「詳細」をクリックし詳細表示にします。
2.「プロセス」タブをクリック、自動的に起動させたくないソフトをクリックで選択し画面右下の「タスクの終了」をクリックします。 ここでは例として、「Google Chrome」をクリックします。
操作は以上です。

【ワンポイント】いつも起動させておく必要がないソフトかつスタートアップへの負荷が高いソフトを選択すると効果的です。

タスクマネジャー プロセス

3.パソコンを高速化する11の方法

パソコンを高速化するには、初心者でも簡単にできるさまざまな方法が挙げられます。ここからは、パソコンを高速化する方法を11個紹介していきます。

3-1.Windows Defenderを無効にする

Windows Defenderとは、Windows10に搭載されているセキュリティプログラムのことです。ウィルスからパソコンを守ってくれる代表的なプログラムの一つであり、その特徴として常にウィルススキャンをしてくれています。しかし、それゆえに、そのままにしておくと、多くの処理システムを使用してしまい、結果的にパソコンの動作を重くしてしまう可能性があります。ほかにウィルス対策ソフトを使用しているのであれば、Windows Defenderはオフにしておきましょう。

スタートから設定を選択し、「更新とセキュリティ」から「Windows Defender」を選び、リアルタイム保護欄をオフに設定することでWindows Defenderの機能をオフにすることが可能です。ただし、ほかにウィルス対策ソフトを使用していない場合は、無効化してしまうことは大変危険です。前述の通り、ウィルスに感染してしまうことは、自身のみならず、周囲のパソコンも危険にさらしてしまいます。パソコンの安全を確保するためにも、ウィルス対策ソフトを別に使用している場合のみ、Windows Defenderを無効化しましょう。

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いまお使いのセキュリティ対策ソフトと併用して、セキュリティを強化することもできます。

3-2.アプリのバックグラウンド動作をオフにする

実際に使用していなくても、バックグラウンドで動いているアプリケーションがあると、パソコンの動作が重くなることがあります。たとえば、作業をしている間にBGMとして同じパソコンから音楽をかけていれば、その分もちろんパソコンの処理システムを圧迫します。現在の作業を、閉じずに最小化などしている場合も同様です。

アプリケーションの中でも、使用していないものや、起動しなくても問題ないと思われるものは、閉じておくことを心掛けましょう。ただし、閉じてしまうと現在の作業に支障をきたしてしまうような、重大な問題が発生してしまうものもあります。管理には十分な注意が必要です。

管理方法は、タスクマネージャーの詳細からオフにしたいアプリを選択したあと、タスクの終了をクリックすれば、そのアプリケーションを閉じることができます。

【ワンポイント】「タスクマネージャー」はCtrl+Shift+Deleteキーを押すとすぐ表示できます。

3-3.スタートメニューの半透明エフェクトを無効化する

使いやすさよりも、視覚的効果を意識した設定がなされている場合、それがパソコンの処理能力を圧迫している可能性もあります。たとえば、Windows 10のスタートメニューやタスクバーにかけられている半透明効果エフェクトの初期設定がそれに当たります。

半透明エフェクトは、ユーザーの見やすさを意識したものではありますが、パソコンのメモリに負担をかけているものの一つであることも事実です。これをオフにすることで、パソコンの動作をよりスムーズにできる可能性があります。

まず、「設定」から「個人用設定」、さらに「色」という項目へと順に進みます。そこから、「透明効果」をオフにすれば半透明エフェクトを無効化することが可能です。この設定は、簡単に戻すこともできるので、視覚効果が特に必要ない場合はオフにしておくとパフォーマンスの向上には有効でしょう。

【ワンポイント】Windows+Rキーを押し「ファイル名を指定して実行」を開き、名前の入力欄に「ms-settings:colors」と入力して、OKボタンをクリックすると、個人用設定「色」画面を開くことができます。
さらに「ms-settings:」と入力して、OKボタンをクリックすると、「Windowsの設定」画面を開くことができます。

透明効果の設定方法

3-4.不要なオンラインストレージアプリをアンインストールする

OneDriveやDropBoxなど、いわゆるオンラインストレージサービスと呼ばれるものは、インターネット通信を常時行うことによって、ファイルを書き換えているのが特徴です。基本的に、ディスクの読み書きやファイルの書き換えは高い処理能力を必要とします。そのため、動作が遅くなる原因になりやすい傾向です。また、これらはアプリケーション自体も容量を多く使うため、さらにパフォーマンスを下げる一因になってしまいます。

もちろん、オンラインストレージサービスを利用している人にとっては有益なサービスでしょう。しかし、特にOneDriveはデフォルトでは自動的に起動する仕様になっているため、利用していない人にとっては無駄にパソコンに負担がかかってしまいがちです。オンラインストレージサービスのWindowsアプリを使っていないのであれば、それらを思い切って削除してしまうのも一つの手といえます。不要な場合は、「プログラムの追加と削除」から選択し、アンインストールをしましょう。

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使わないアプリをまとめてアンインストールすることができますよ。

3-5.アニメーションエフェクトを使わない

半透明エフェクトと同様、画面のアニメーションエフェクトも視覚効果から考えるユーザビリティを考慮するうえでは欠かせません。とはいえ、パソコンの動作スピードに影響を及ぼす代表格でもあります。実用性の部分で考えれば、不要とされることも多い傾向です。

それらをオフにすることで、動作スピードの問題を解消できる可能性もあります。特に、見た目にはこだわっていない場合、無効化しても問題はないでしょう。無効化する手順としては、まず「コントロールパネル」から、「コンピューターの簡単操作」を選択します。
見つからない場合、表示方法「カテゴリ」を「大きいアイコン」(または「小さいアイコン」)に切り替えましょう。

さらに、「コンピューターの簡単操作センター」へと進み、「コンピューターでの作業に集中しやすくします」を選びましょう。最後に、「必要のないアニメーションは無効にします(可能な場合)」をオンにすれば、各アニメーションエフェクトを無効化することが可能です。

アニメーションエフェクト無効化の設定方法1 アニメーションエフェクト無効化の設定方法2

3-6.フォルダーオプションを無効にする

フォルダーオプションとは、エクスプローラーなどにおける、さまざまな表示方法を指定するオプションのことです。設定を行うことで各エフェクトなどと同様、ユーザーは使いやすさをカスタマイズすることができます。不要だと感じるものに関しては、オフにするとパソコンにかかる負担を減らすことも可能です。

設定方法は、エクスプローラーを開き、表示からオプションへと進んでいきます。その中から、「フォルダーとデスクトップ」の項目の「説明をポップアップで表示する」「登録されている拡張子は表示しない」「フォルダーの結合の競合を非表示にする」などの項目をオフにすれば、設定が完了です。

もし、デフォルトの設定に戻したい場合は、「既定値に戻す」をクリックすれば簡単に戻すことができるので、あわせて覚えておきましょう。

【ワンポイント】Windows+Eキーを押すとエクスプローラーを開くことができます。

フォルダーオプション

3-7.電源オプションを最適化する

電源に関する設定が利用環境に合っていないと、パソコンが処理システムの要素を使い切れず、かえって動作が遅くなってしまうことがあります。自身の利用環境に合わせて、電源に関する設定を最適化することも試してみましょう。まずは、設定から「システム」を選択し、続いて「電源とスリープ」を選び、「電源の追加設定」へと進んでいきます。さらに、「プラン設定の変更」の画面を開き、「詳細な電源設定の変更」を選んで各設定を進めていきましょう。

【ワンポイント】Windows+Rキーを押し「ファイル名を指定して実行」を開き、名前の入力欄に「ms-settings:powersleep」と入力して、OKボタンをクリックすると、システム「電源とスリープ」画面を開くことができます。

電源オプション0 電源オプション1 電源オプション2

3-8.プロセッサの電源を管理する

前述した「詳細な電源設定の変更」を選択すると、各ダイアログが表示されます。ここで表示される「プロセッサの電源管理ダイアログ」を、パソコンの処理能力などに見合った設定に変更すると、パソコンの動作が改善されることがあります。まず、「最小のプロセッサの状態」という項目は、30~50%程度を基準にしておきましょう。

それでも遅いと感じる場合は、100%に設定してみます。特に、給電している状態においては10%未満に設定した場合、効果はほとんど見込めない傾向のため、最低でも30%よりは上に設定するようにしましょう。

続いて、「システムの冷却ポリシー」の欄においては、まず「アクティブ」を選択します。アクティブとは、CPUが熱を持った場合にファンの回転数を上げて処理してくれる状態です。もし、この状態でフリーズなどの不具合が生じるようになった場合、「アクティブ」から「パッシブ」へと変更してみましょう。

電源オプション3

パッシブとは、CPUが熱を持った場合にCPUの動作速度を下げることで対応を図ってくれる状態を指します。最後に、最大のプロセッサの状態は100%に設定して、プロセッサの電源管理の最適化を図ります。

ただし、この状態に設定すると排熱処理に問題があるパソコンの場合、フリーズや熱暴走を起こしてしまう可能性も少なくありません。その場合、最小のプロセッサの状態やシステムの冷却ポリシーは、まず積極的な値に設定したうえで、少しずつ消極的な値に設定し直していきましょう。

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3-9.ワイヤレスアダプターを設定する

「詳細な電源設定の変更」から表示される「ワイヤレスアダプターの設定」から、環境を最適にすることでも、パソコンの速度が向上する場合もあります。「ワイヤレスアダプターの設定」をクリックし、最大パフォーマンスに設定してみましょう。最大パフォーマンスに設定したことで、なにかしらの不都合があった場合や、有線LANしか使わない場合に限り、省電力優先に設定します。

ただし、気を付けておきたいのは省電力優先に設定すると、無線LANによるインターネットの接続が不安定になってしまうことがあるという点です。自分の状況を鑑みて、適切な設定にその都度直しましょう。

電源オプション4

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3-10.ウィルス対策ソフトで検査しないものを設定する

ウィルス対策ソフトは、パソコン内にあるデータやファイルを読み書きするときに、自動的に検査してくれるものがほとんどです。安全性は高まりますが、その分パソコンの処理能力が遅くなってしまうことはデメリットといえるでしょう。検査しなくても問題ないものがある場合、事前に検査しないように設定しておけば、その分パソコンの負担を軽くすることができます。

たとえば、Windows Defenderの設定方法としては、「Windows Defenderセキュリティセンター」から「ウィルスと脅威の防止」を開いてみましょう。そこから、「ウィルスと脅威の防止」、「除外の追加または削除へ」と進み、「除外の対象に該当のファイルなど」を選択すれば、ウィルス検査から対象のものを省略してくれます。

ただし、前述の通りWindows Defenderは、ほかのウィルス対策ソフトを利用していれば無効化することがよいでしょう。なぜなら、Windows Defenderがパフォーマンスの低下を招いている可能性もあるからです。Windows Defenderを利用している場合に限り、Windows Defenderの設定を変更して、できる限りパソコンの処理能力にかかる負担を軽減してあげましょう。もちろん、ウィルス対策ソフトによって手順の仕方は変わります。しかし、大きく変わるものではありません。上記を参考に、ほかのウィルス対策ソフトの設定を利用している場合でも検査し試してみましょう。

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3-11.不要なファイルを削除する

不要なファイルを削除することもパソコンの動作を軽くする有効な手段の一つです。しかし、特にWindows10にはストレージセンサーという新機能が追加されています。これは、不要なファイルを自動的に検出して削除してくれるという画期的な機能の一つです。初期設定のままで問題ないようであれば、システムからストレージを選び、ストレージセンサーという項目をオンにするだけで完了します。

【ワンポイント】ストレージセンサーはWindows+Rキーを押し「ファイル名を指定して実行」を開き、名前の入力欄に「ms-settings:storagesense」と入力して、OKボタンをクリックすると開くことができます。

ストレージセンサー

また、初期設定に不満があればストレージセンサーを起動するタイミングや、一時ファイルを削除するタイミングを設定により変更することが可能です。設定を変更する場合、同様にストレージのページを開き、今度は、「空き容量を自動的に増やす方法を変更する」を選択しましょう。

続いて、ストレージセンサー項目下のプルダウンを引っ張れば、ストレージセンサーを起動するタイミングを毎日や毎週など、好きなタイミングに変えることが可能です。その下の一時ファイル項目下のプルダウンを引っ張れば、同様に一時ファイルを削除するタイミングを自分の好みのものに設定・変更することができます。

また、その下の「今すぐクリーンアップ」をクリックすれば、リストに表示された一時ファイルをその場ですぐに削除することも可能です。自動検出によるファイル削除に不安が残る場合には、今すぐクリーンアップで手動で削除していきましょう。

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4.高速化したくてもこれはNG!やってはいけない設定とは

パソコンを高速化させる手軽な方法はさまざまありますが、高速化したくてもやってはいけない設定もあります。ここからは、ついついやってしまいがちな、やってはいけない危険な設定を紹介していきます。

4-1.Windows10の高速スタートアップの無効化

高速スタートアップとは、その名の通りパソコンの起動を高速化する機能のことです。Windows8から導入されています。高速化となる対象は起動時のみであり、それ以外の動作には何も影響はありません。この機能を無効化しても、パソコンのパフォーマンスには何も変わりなく、むしろ起動が遅くなってしまうというデメリットすら生まれてしまいます。トラブルが起きたときの対応手段の一つとして、高速スタートアップ機能を無効にするケースもありますが、軽量化するためのものではないということを頭に入れておきましょう。

高速スタートアップ1 高速スタートアップ2 高速スタートアップ3

高速スタートアップを有効にするには、シャットダウン設定から高速スタートアップを有効にするにチェックを入れるだけです。

4-2.ウィルス対策ソフトのアンインストール

前述の通り、ウィルス対策ソフトは、そのアプリケーションの高度さゆえにパソコンを重くしてしまうこともあります。しかし、コンピューターを脅威から守るためには必要不可欠なものです。ウィルス対策ソフトを安易にアンインストールしてしまい、ウィルスに感染すると、さらにパソコンが重くなるばかりか、情報が漏れてしまうなどのリスクもあり、大変危険です。

また、会社などで複数のパソコンとインターネット上でつながっている場合、ウィルスに感染したパソコンから、ほかのパソコンにウィルスが拡散してしまう可能性も十分ありえます。

そのため、ウィルス対策ソフトのアンインストールは、最もやってはいけない設定といって過言ではありません。ウィルス対策ソフトが重複している場合以外は、安易にアンインストールしたり無効化したりしないようにするべきです。紹介した、ウィルス対策ソフトの検査から除外する方法などを慎重に試すだけにとどめておきましょう。

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4-3.Windows Searchの停止

Windows Searchとは、Windowsのタスクバーにある検索機能のことです。特にWindows10などでは、検索機能を主軸として成り立っているといって過言ではありません。そのため、Windows Searchを停止してしまうと、Windows10などはその基本的な機能が制限されてしまいます。動作が遅くなる以前に、本来の機能を活用できず、不便に思ってしまう可能性もあります。

パソコンのスペックが不足していて、どうしても停止せざるを得ないという場合には、停止するのも一つの手です。しかし、そもそもパソコンの動作にはWindows Searchの停止・稼働はあまり影響がないとされているため、Windows Searchの停止が無意味に感じてしまうこともあるでしょう。極力Windows Searchはフルに活用して、本来の機能を損なわないようにすることが賢明です。

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5.1クリックでできる!Windows10を簡単に高速化する方法

さまざまな視覚的なエフェクトがパソコンの動作スピードに影響します。これらをオフにすることで、その動作スピードが改善されることもしばしばあります。なかでもWindows10においては、パフォーマンスの改善に有効とされる17個の視覚効果設定を一括でオフにしてパフォーマンス優先の設定に切り替えることが可能です。特に、使い慣れてなかったり、どこにどのような設定項目があるか分からなかったりする場合には、この方法を試してみるのも一つの手といえるでしょう。

設定方法としては、まずスタートボタンから「コントロールパネル」に進み、さらに「システム」、「システムの詳細設定」とクリックしていきます。「システムのプロパティ」が表示されたら、「詳細設定タブ」から、パフォーマンス欄の「設定」ボタンをクリックしましょう。パフォーマンスオプションが表示されるので、「視覚効果タブ」の「パフォーマンスを優先する」を選んでOKボタンを押せば完了です。これだけで一括で設定が改善され、動作がスムーズになる場合があります。

さらに、「カスタム」を選べば一括設定ではなく個別での設定が可能です。一括設定で視覚効果をオフにしたことで、見づらくなったと感じることもあるかもしれません。特に、スクリーンフォントなど、普段は気にしないような小さな効果もオフにしてみると、なんとなく不便に感じてしまうこともあります。その場合は、自分好みの設定に変えていくことで、ある程度の視覚効果を楽しみつつ、パソコンのパフォーマンスを向上させることもできるでしょう。

視覚効果の設定方法


「スタート」をクリックし、アプリの一覧から「Windowsシステムツール」をクリックし、一覧から「コントロールパネル」をクリックします。
「システムとセキュリティ」または「システム」をクリックしたら「システムの詳細設定」をクリックします。
「システムのプロパティ」が表示されたら「詳細設定」タブを選択「パフォーマンス」欄の「設定」をクリックし「パフォーマンスオプション」が表示します。
「視覚効果」タブが選択されていることを確認し、任意の視覚効果の設定をクリックして、「OK」をクリックします。
視覚効果の設定方法

便利なパソコン高速化アプリも利用してみよう!

この記事で紹介した設定を試してみれば、パソコンの動作を軽くできる可能性があります。ここで紹介したものは、初心者でも簡単に試すことのできるものばかりです。もしパフォーマンスに問題を感じたら、まずはこれらを試してみましょう。また、パソコン高速や快適化アプリを使用することも効果的です。無料版があるものも多いので、それらも試してみてはいかがでしょうか。

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