仕事やプライベートを問わず、今ではパソコンは日常生活に欠かせないものとなっています。しかし、パソコンは長く使っていると動作が重くなってきて使いづらくなっていきます。そうすると、パソコンでの作業が進まなくなったり、アプリが途中でフリーズしたりするので、とても不便ですよね。ここでは、パソコンが重くなる理由や、その改善方法について解説します。

目次

1.どうしてパソコンは重くなるの?

1-1.ハードウェアが原因の場合
1-2.ソフトウェアが原因の場合


2.Windowsパソコンが重くなっている原因を探そう

2-1.空きメモリを調べる方法
2-2.常駐ソフトの設定を調べる方法
2-3.ウイルスに感染していないか調べる方法


3.macパソコンが重くなっている原因を探そう

3-1.空きメモリを調べる方法
3-2.ウイルスに感染していないか調べる方法


4.重いパソコンを高速化させる3つの改善策

4-1.【改善策その1】アニメーションエフェクトの無効化
4-2.【改善策その2】常駐ソフトを選別してオフにする
4-2-1.オフにしても良い常駐ソフトの種類
4-2-2.オフにしてはいけない常駐ソフトの種類
4-3.【改善策その3】ドライブの空き容量を増やすす


5.デフラグを実行するとパソコンは軽くなる

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1.どうしてパソコンは重くなるの?

パソコンはどうして動作が重くなるのでしょうか。パソコンが遅くなる主な原因は、ハードウェアに起因するものとソフトウェアに起因するものに分けられます。ここでは、パソコンが重くなる原因をハードウェア関連とソフトウェア関連に分けて解説します。


1-1.ハードウェアが原因の場合

パソコンが重くなる原因がハードウェア側にある場合、まず考えられるのがHDDに蓄積されたデータ容量が多くなって空き領域が少なくなってしまっていることです。パソコンのメモリが少なくなってきた場合、HDDの空き領域をメモリとして使うのですが、その空き領域も少なくなっているとパソコンは処理が重くなってしまいます。パソコン自体の老朽化もハードウェア側の典型的な原因です。パソコンが古くなれば、当然HDDも古くなるので読み込みが遅くなります。

パソコンの性能もハードウェア側の原因と言えるでしょう。そのパソコンの処理能力では処理しきれないような大量の情報を処理させようとすると、パソコンの動作が重くなってしまいます。また、パソコンの冷却性能の劣化や低下もハードウェア側の問題です。冷却ファンに大量のホコリが詰まっていたり、ファンが故障していたりするとパソコンが過熱状態になり、正常に動作しなくなります。それ以外にも、物理的にパソコンが故障していると、それが原因で動作が遅くなることがあるのです。


1-2.ソフトウェアが原因の場合

パソコンの動作が重くなる原因は、ソフトウェア側にある場合もあります。パソコンが重くなる場合のソフトウェア側の原因としては、ウイルス感染が疑われます。ウイルスに感染したパソコンは意図しない処理を強制されるので、余計な処理をさせられてしまい動作が重くなるのです。また、アップデートなどのメンテナンスが行われていないことも考えられます。OSの脆弱性などの問題を解消するためのメンテナンスを定期的に行っていないと、パソコンの動作に不具合が起こることがあります。また、溜まったアップデートを一気に済ませようとしたときに動作が遅くなることもあります。

パソコンの動作が重いときには、視覚効果が有効になっていないかを確認しましょう。スペックの低いパソコンでウィンドウの透過処理などの視覚効果が有効になっていると、パソコンの動作が重くなることがあります。ほかにも、パソコンが立ち上がる際に一緒に起動する常駐ソフトが大量にあると、それが原因で動作が重くなることもあるのです。

2.Windowsパソコンが重くなっている原因を探そう

パソコンが重くなっているという問題を解決するには、原因を特定するところから始めましょう。ここでは、Windowsパソコンが重くなっている場合の原因の探し方を解説していきます。


2-1.空きメモリを調べる方法

パソコンが重くなる原因の代表的なものがメモリ不足です。そのため、パソコンが重くなったら最初に空きメモリを調べてみるのが有効となります。Windows10の場合、空きメモリを調べるには【設定】から【システム】を開きましょう。そして【システム】内の【ストレージ】からメモリの容量を確認することができます。また、タスクマネージャーを用いてメモリ容量を確認することも可能です。その場合は【Ctrl】【Shift】【Esc】の同時押しでタスクマネージャーを起動し【タスクマネージャー】の【パフォーマンス】タブからメモリ容量を確認できます。

メモリは、パソコンが一度に処理できるデータ量です。そのため、パソコンが快適に動作するには常に十分な量のメモリが確保されていなくてはいけないのです。一般的に、全データの10~20%は空いている状態が理想的な動作環境とされています。


2-2.常駐ソフトの設定を調べる方法

常駐ソフトもパソコンの動作を重くする主な原因のひとつです。常駐ソフトの設定を調べるには、Windows10の場合、常駐アプリは【タスクトレイ】にアイコンが表示されているので確認しましょう。必要のないアプリが常駐アプリとなっている場合には、アプリを無効化します。最初に【システム】から【タスクマネージャー】を開きましょう。【タスクマネージャー】内の【スタートアップアプリの無効化】を開いたら、そこから常駐させる必要のないアプリを選んで「無効化」を押すことで、そのアプリの動作を停止させることができます。

ここで注意するべきポイントは、誤って必要なアプリまで停止させてしまわないようにすることです。例えば、セキュリティソフトのような必要なアプリまで停止させてしまうとセキュリティ機能が失われてしまいます。そのため、アプリを停止させる際はそのアプリがどのような機能を持っているものなのかを確認してから停止させるかどうかを判断してください。そのアプリがどんなものかわからないときは、下手に停止させないほうが無難でしょう。


タスクマネジャーでメモリの消費量が多いプログラムを停止する方法


1. Ctrlキー + Shiftキー + ESCキーを同時に押して「タスクマネジャー」を開きます。
※ 左下の表示が「簡易表示」となっていない場合は「詳細」をクリックし詳細表示にします。
2.「プロセス」タブをクリック、自動的に起動させたくないソフトをクリックで選択し画面右下の「タスクの終了」をクリックします。 ここでは例として、「Google Chrome」をクリックします。
操作は以上です。

【ワンポイント】いつも起動させておく必要がないソフトかつスタートアップへの負荷が高いソフトを選択すると効果的です。
タスクマネジャー プロセス


2-3.ウイルスに感染していないか調べる方法

空きメモリや常駐ソフトに問題がないのにパソコンの動作が重い場合、ウイルス感染が疑われます。ウイルスの中には感染をアピールしてくるものもありますが、多くの場合はユーザーに気付かれないようにいつの間にか感染してパソコンに悪影響を与えるものがほとんどです。ウイルスに感染している場合は、勝手にプログラムが閉じる、ファイルが消える、動作が遅くなるといった症状が現れます。そうした症状が見られた場合は早急に対処しましょう。

Windowsパソコンでウイルスに感染していないかどうかを調べるには、ウイルス対策ソフトを使うのが有効です。使用前にはソフトのバージョンを確認し、バージョンが古い場合にはバージョンアップしておきましょう。ウイルスソフトはアップデートすることでより多くのウイルスに対応できるようになるので、定期的にアップデートしておくことが大切です。

【おすすめ】無料セキュリティ対策ソフト「IObit Malware Fighter(マルウェアファイター)
いまお使いのセキュリティ対策ソフトと併用して、セキュリティを強化することもできます。

3.macパソコンが重くなっている原因を探そう

何らかの原因で動作が重くなるのは、macパソコンも同じです。ここでは、macパソコンの動作を重くする原因について解説していきます。


3-1.空きメモリを調べる方法

macパソコンで空きメモリを確かめるには【アプリケーション】から【ユーティリティ】フォルダーを開き【アクティビティモニター】を表示してください。【アクティビティモニター】から空きメモリの容量を確認することができます。メモリに余裕がなくなると動作が重くなるのはmacパソコンもWindowsと変わりません。空きメモリの容量が少ない場合は、キャッシュや履歴の削除で空きメモリを増やすことで容量を確保できますので試してみましょう。また、不要なアプリをアンインストールすることでもメモリを確保することができます。


3-2.ウイルスに感染していないか調べる方法

一般的に、macはWindowsに比べるとウイルスに感染しにくいと言われています。しかし、絶対に感染の心配がないわけではありません。macパソコンの動作が重くなった場合は、ウイルス感染の可能性もあります。macパソコンでウイルス感染の有無を確認するには、Windowsパソコンと同じようにウイルス対策ソフトをインストールするのがもっとも基本的な方法です。市販のセキュリティソフトにはたくさんの種類がありますが、有名なソフトであれば、たいていの場合無料体験版があります。

ウイルスチェックをするには、そうした無料体験版をダウンロードしてパソコンをスキャンするのも有効でしょう。もちろん、より強固なセキュリティを期待するなら製品版の購入をおすすめします。

4.重いパソコンを高速化させる3つの改善策

パソコンが重いままでは、思うように作業が進まなかったり、快適な動画視聴ができなくなったりするというようなトラブルが起こります。ここでは、重くなったパソコンを高速化させる方法を3つピックアップして解説していきます。


4-1.【改善策その1】アニメーションエフェクトの無効化

Windows10には、画面の各所にアニメーションエフェクトが使用されています。通常、アニメーションエフェクトは常駐で作動しており、画面をきれいに見せてくれます。しかし、このアニメーションエフェクトはパソコンへの負荷が大きく、これによってパソコンの動作が重くなることがあるのです。そのため、パソコンの動作が重い場合はこのアニメーションエフェクトを無効化することで動作が軽減される場合があります。

アニメーションエフェクトを無効化するには、スタートメニューを開いて【設定】から【その他のプション】を選んでください。そして【Windowsでアニメーションを再生する】をオフにすればアニメーションエフェクトを無効化できます。

視覚効果の設定方法


「スタート」をクリックし、アプリの一覧から「Windowsシステムツール」をクリックし、一覧から「コントロールパネル」をクリックします。
「システムとセキュリティ」または「システム」をクリックしたら「システムの詳細設定」をクリックします。
「システムのプロパティ」が表示されたら「詳細設定」タブを選択「パフォーマンス」欄の「設定」をクリックし「パフォーマンスオプション」が表示します。
「視覚効果」タブが選択されていることを確認し、任意の視覚効果の設定をクリックして、「OK」をクリックします。
視覚効果の設定方法

4-2.【改善策その2】常駐ソフトを選別してオフにする

常駐しているアプリが多すぎるとパソコンの動作が重くなることがあります。特に、常駐ソフトはメモリを大きく消費する原因のひとつです。そのため、常駐しているアプリを減らすことでパソコンが大幅に高速化する可能性があります。


4-2-1.オフにしても良い常駐ソフトの種類

また、常駐しているアプリを無効化する際には、必ずそのアプリがどういうものかを確認してください。アプリの中にはパソコンの正常動作に欠かせないものもあるので、うっかりそうしたアプリまで無効化してしまうとパソコンが正常に動かなくなってしまう危険があります。

ほかにも、パソコンの動作が重いときはセキュリティソフトが複数インストールされていないかどうかを確認してください。セキュリティソフトが複数インストールされているとソフト同士が競合を起こしてパソコンの動作が重くなってしまうのです。


4-2-2.オフにしてはいけない常駐ソフトの種類

オフにしてはいけない常駐ソフトを見分けるには、ソフトやアプリの名前に注目してみましょう。名前に「Windows」もしくは「Driver」と入っているものはパソコンや周辺機器の動作に関係するものがほとんどです。無効にしても問題ないものもありますが、パソコンに詳しくない場合はオフにしないほうがいいでしょう。

ウィルス対策ソフトやファイアウォールも基本的にオフにしてはいけません。うかつにオフにしてしまうと、パソコンのセキュリティ機能が失われ、ウィルスに感染してしまうことがあります。


4-3.【改善策その3】ドライブの空き容量を増やす

メモリの空き容量を増やすには、HDDの中のデータを整理するのも有効です。HDDの容量が多くなってくるとメモリの容量が足りなくなるので、不要なデータやアプリを削除しましょう。定期的なメンテナンスを行っていない場合、不要なファイルが数GBも溜まっていることもあります。

そのため、Windowsの場合は「ディスククリーンアップ」を定期的に行って、不要なファイルを削除しておくといいでしょう。また、空き容量を増やす以外にもメモリを増設するという手段もあります。ただし、メモリの増設にはbitやCPUの確認などのパソコンの知識が必要なので、あまり詳しくない場合はおすすめしません。

ディスククリーンアップは Windows標準のメンテナンス機能で、ドライブ上の不要なファイルジャンクファイルを削除してドライブの空き容量を確保することができます。

1. タスクバー上の「エクスプローラー」をクリックします。

 

2.「エクスプローラー」が表示されたら、画面左側のナビゲーションウィンドウから「PC」をクリックします。

 

3.「PC」が表示されたら、ディスククリーンアップをおこなうドライブをクリックして、「ドライブツール」タブをクリックし、管理グループの「クリーンアップ」をクリックします。
例として、「Windows(C:)」のドライブをクリックします。

 

4. 空き領域を計算されるのを待ちます。


 

5.「ディスククリーンアップ – Windows(C:)」が表示されたら、「削除するファイル」から削除したくない項目のチェックを外して「OK」をクリックします。

 


5.デフラグを実行するとパソコンは軽くなる

HDDに蓄積されたデータ容量が大きくなるにつれ、パソコンは情報をハードウェアに書き込む際に細かく分割してさまざまな場所に情報を保存するようになります。この仕組みが「断片化」「フラグメンテーション」です。

断片化が進むと、そのパソコンで特定のデータを読み込む際にさまざまな場所からデータを読み取らなければならなくなります。そうなるとパソコンへの負荷が大きくなるのです。この状態を解消するのに有効なのが「デフラグ」です。デフラグを行うことでパソコン内のデータが整理され、パソコンの動作が高速化する可能性があります。

Windowsでデフラグを行うには【Windowsのロゴマーク】と【R】を同時押しして【ファイルを指定して実行】を起動してください。そして【dfrgui.exe】というファイル名を入力して実行します。次に【ドライブの最適化】というウィンドウが開いたら【最適化】をクリックすることでデフラグが開始されます。

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Advanced SystemCare(アドバンスドシステムケア)で重いパソコンを高速化しよう

パソコンの動作が重くなる異原因は複数ありますが、その中でもメモリ不足はパソコンが重くなる原因の多くを占めています。パソコンをいつも快適に使うためには、メンテンスを定期的に行いましょう。メモリ不足を解消しやすくなります。パソコンのメンテナンスには、高速快適化ソフト「Advanced SystemCare(アドバンスドシステムケア)」がおすすめです。「Advanced SystemCare(アドバンスド システムケア)」は無料版があるので、パソコンが重くて困っている人は一度試してみてはいかがでしょうか。